株式会社BROS 代表取締役

近藤明将

Akiyuki Kondo

失敗は成功への道しるべ

近藤明将

略歴

新潟県立吉川高等学校卒業後、新卒にて株式会社三菱化学に入社し半導体の製造業に従事。その後、新潟県にてテニスインストラクターを4年間経験したのち、東京にて和食系飲食店の店舗を立ち上げ、6年間経営を学ぶ。
34歳からは新潟にて内装工事専門会社の立ち上げを行い、取締役就任。現在は顧問として従事する傍ら、38歳で不動産投資会社を設立し、代表取締役就任。43歳の2020年10月に株式会社BROSを立上げ、事業譲渡によりBROS TENNIS CLUBを2021年4月にオープンし、現在に至る。

現在の仕事についた経緯

コーチという職業を20代に経験し、いつかテニススクールを一緒にできたらと、現役員である直江氏と夢物語のように語っていました。その後、経営者になるという夢を持ち、東京での飲食、内装工事会社の立上げを経験し、自身でも投資会社を設立して会社運営をしてきました。
そんな中、もっとお客様に喜んで頂けるビジネスをしたい!という思いが強くなっていきました。以前社員としてお世話になっていたテニススクールでテニスをするようになったのですが、地域の人口減少などもありお客様も減少していました。お世話になっていたテニススクールの後継者問題などもあり、ぜひ挑戦させてほしいと懇願し、事業譲渡という形を経てスクールをオープン致しました。

仕事へのこだわり

20代前半はバブルの名残もあり、正直なところ特に褒められるようなことは何一つありませんでした。
ただ、何か自分ならできるのではないか?よりよい環境にしたいけどどうしたら良いのだろうか?自分ならもっとできるはず!といったような向上心だけは誰よりもあったように思います。
若い時は、何をしたらいいのか?やりたいことは何なのか?本当に自分が生かせる仕事とは?といった感じで、答えがないまま目の前にあることを一生懸命にやったり、新しいことにどんどんチャレンジしたりする姿勢はありました。その後、自身のVISIONを持った時、人生の歯車が少しずつ変わっていったように思います。そのタイミングで私自身も仕事の仕方が変わりました。

私の「仕事のこだわり」を簡潔に言語化するならば、大きく3つになります。
【 夢をもつこと 】【 思考すること 】【 行動すること 】この3つになります。
まずは夢をもつこと。これは仕事をしていくうえで非常に重要であり、なくてはならないものだと実感しています。すべての仕事の強い原動力は夢であります。叶えたい夢があるからこそ真剣に向き合えるのだと思います。
そして次に思考すること。思考することは非常にエネルギーが必要ですが、思考こそが仕事だと認識しています。仕事のスタートであり、思考し続けなければ成長も未来もありません。なぜ?を繰り返し、思考し続けることが非常に大切だと日々考え思考し悩んでおります(笑)。
最後に行動すること。スピード感を持って行動することが変化をもたらし、次のアイデアや発見があり、また次の未来やステージが見えてくるものだと実感しています。今後も夢を持ち続け、思考し続け、仕事をしていきたいと思います。

若者へのメッセージ

【 志を持とう! そして時(人生)を大切に! 】
人は生まれたときから平等ではありません。世の中たくさん理不尽な環境や価値観が溢れています。ですが、唯一与えられている権利と特権が、「時間」と「志を持つこと」です。これが全ての人に与えられているのです。
貴重な時間をどのようにして使い、どんな人生にしていくのかは本人次第となります。時間は有限です。時間を自分の人生のゴール(夢)の為に使ってほしいのです。ただ何となく、学業や仕事をし、ただ何となく生活し、ただ何となく生きる。これは、もはやせっかくの権利を捨てているのと同じになります。
そして、志を持つ!これは夢を持って「自身の人生をどんな人生にしたいのか」という問いかけとなるのですが、夢がないということは、人生が行き当たりばったりになり、環境に流され、ただ何となく生きているだけの人生となってしまいます。生まれたからにはこんな人生を送るんだ!と情熱的に志を持って力強く生きて欲しいと思います。