株式会社e-LIFEWORK 代表取締役/英語コーチ

川崎真希

Maki Kawasaki

動きながら考える。考えながら動く。

川崎真希

略歴

東京大学文学部行動文化学科卒業。東京大学大学院新領域創成科学研究科卒業。
大学時代に気象予報士の資格を取得し、学生お天気キャスターとして、民放キー局・BSデジタル放送のニュース番組にて気象解説を担当。
新卒で大手電機メーカーに入社、主に業務用機器の法人営業を約7年担当したのち退職。
専業主婦・子育ての傍ら、英語を猛勉強し、2012年に英国ケンブリッジ大学教育機関認定国際英語教授資格(CELTA)を取得。英会話スクールの経営を経て、現在はオンラインで英語コーチングプログラムを国内外のお客様に提供。YouTube「マッキー英語」チャンネルにて、英語学習ノウハウや英語レッスンを動画で配信。

現在の仕事についた経緯

会社員として過ごした20代、キャリアアップに向け英語を勉強しましたが、なかなか成果が出ず、長く英語コンプレックスに悩みました。30代になって、猛勉強の末、英語を話せるようになり、TOEIC、英検など英語力の証明となる資格を取得できたことが自分の自信になりました。
その後、英語講師をしつつ加速学習の権威であるポール・シーリー博士のガイド通訳をする機会がありました。その時、彼の「人は誰しも素晴らしい無限の才能をもつ。才能を開花させてなりたい自分になるには、何を学ぶかではなく、どう学ぶか(学び方)が重要だ」という彼の考え方に感化されたのです。
ただ英語を「教える」のではなく、コーチングによって、主体的に英語を学び短期間で飛躍的に英語力をアップさせる英語コーチングをやりたいと思いました。

仕事へのこだわり

「楽しさを見つける、楽しさをつくる」
英語講師として英会話レッスンをするとき、また英語コーチとしてクライアント様の学習戦略やトレーニングを考えるとき、“その教え方や学習方法で成果が出るのか”ということはもちろんですが、それ以上に大切にしているのは「楽しい」かどうかです。元々、勉強が好きな人や楽しめる人もいるかもしれませが、大半の人にとって、勉強はそのままだと「楽しくない」ものです。仕事も然り。「楽しくない」ものを「楽しい」ものにするのがパフォーマンスを最大化するポイントだと思い、お客様も自分も「どうやったら楽しめるか?」を考えています。

私自身も勉強が好きだったわけではありませんでした。(今も好きではありません。笑)そして英語コーチングの門を叩かれる方の多くが、「英語=つまらない、難しい」と感じています。これまで教えてきた生徒さん、クライアントさんの中には、「中学の英語の授業が苦痛で英語が嫌いになった」などの理由で英語が初心者止まりだったり、受験などで英語を勉強した経験があっても英会話になると難しく感じてしまったりして、英語が楽しくないと考える人が少なくありません。
当社では、目標に向かってお一人お一人に合わせた効率的かつ効果的な学習戦略を、さらに受講生さんの性格や好みの学習スタイルをも踏まえて、受講生さんが勉強を楽しめるようカリキュラムを組んでいきます。
英語の上達を早い段階で実感でき、楽しいと感じればぐんぐん伸びていきます。英語コーチングの標準受講期間は3ヶ月が標準ですが、「楽しい」学習スタイルと「やれば伸びるんだ!」という快感を身につければ、コーチング期間が終わっても自ら目標設定し、自分が心地よいと感じる学習スタイルを身につけて、学習を継続しどんどん英語力を伸ばしていく自立した学習者になっていきます。

「完璧主義を捨てる。70点でOK!」
成果や成功を生み出すためには、「行動」が必要です。私が教えている英語でも、ビジネスのあらゆる場面でも、たとえいい方法を知ったとしても、それを「やる」、つまり行動しないと、成果につながりません。とはいえ、自分に不慣れな行動は上手くできなかったり、ちゃんとやろうとすると時間もかかります。そんな時に、私が意識しているのは、始めから完璧を目指さないで、70点ぐらいの出来ばえでどんどん前進していくことです。
英語を学ぶ、あるいは使う時に、100%を目指す(完全に理解してから前に進むとか、間違いのない英語を話さないと…とか、リスニングは一言一句聞き取りたい…など)と、英語はなかなか上達しません。英語は、適度なインプットと共に、中途半端な部分や多少の間違いを許容してとりあえず先に進んでいきながらアウトプットしていくことで、どんどん「使える」ようになっていきます。

ビジネスでも、新しいサービスやコンテンツを作る時に、初めから完璧なものを目指して作り始めると、じっくり考える間にどんどん時間が過ぎていってしまいます。私はもともと自分の能力や自分自身に自信がなく、企画やプレゼン、情報発信など自分のアイデアを形にしたり人に提案することが苦手でした。
そんな自分にとってのチャレンジに躊躇してしまうことが今でも多いのですが、そんな時は「70点でいいさ!」と自分に言い聞かせ、PDCAを回しながら少しづつ質を向上させるようにしています。それが結果的に自分の自信と成長に繋がっていくのだと思います。

若者へのメッセージ

「迷ったらGo!」でどんどんチャレンジを!
人生のさまざまな場面で決断を迫られる場面が多々あると思います。「あ、これをやったら楽しそう。自分は成長できそう」と思う一方で「これは今の自分には難しいかも…」とか「やってみたものの成果が出なかったらどうしよう」と躊躇してしまう局面もあるかもしれません。しかし、私はやった後悔よりもやらなかった後悔の方が大きいと思うんです。
不安になる、躊躇する、ということはコンフォートゾーン(現状維持)ではなく、ストレッチゾーン(成長段階)に上がりつつあるということ。どんな経験にも無駄はありません。失敗はなく、あるのはフィードバック。ピンと来たものはとりあえず少しでもいいからやってみると、天職ややりがいにつながることもありますよ。

最後に、アンドリュー・カーネギーの名言をシェアします。(引用)
"There is no people of man who doesn’t meet a chance. That couldn’t just be made a chance. "
「チャンスに出会わない人間は一人もいない。 それをチャンスにできなかっただけである。 」