ラヴィストトーキョー株式会社代表取締役社長

唐沢 海斗

Kaito Karasawa

Purpose is what creates true happiness

唐沢 海斗

略歴

南インディアナ州立大学ビジネス学部卒業。新卒で某大手人材派遣会社のサンノゼ支店に入社、新規事業開発部に所属しB2Bのソリューション営業を経験。帰国後、日本初ヴィーガンファッションのセレクトショップ事業で起業。意(こころ)を動かすサービス創造「Design Your Purpose in Life」を掲げ、未来のレザーを"きっかけ"に全ての価値観が共存できる文化創造を目指し活動中。

現在の仕事についた経緯

栃木県に生まれ大学時代をインディアナ州(アメリカ)で過ごしました。気が付けば”ヴィーガン”という言葉が生活の中に飛び交っていましたが、当時は全くの無関心でした。大学を卒業してからは、シリコンバレーにある日系企業で働きました。オルタナティブで、新しい文化の発信地のようなそこでは、"ヴィーガン"という価値観はあまりにも普遍的に受け入れられていて衝撃を受けました。またそこで、自分と異なる文化を新しい価値観として受け入れる「マインドセット」とそれに触れる機会、つまりサービスとしての「インフラ」さえ整っていればライフスタイルの選択肢になり得ることを実感しました。帰国後、LOve(愛を持って)+ Vegan(ヴィーガン) +1ST(ファースト)なライフスタイルを尊重できる文化をTOKYO(東京)から発信していくことを掲げ、ヴィーガンライフスタイルのオンラインストア「LOVST-TOKYO」をオープンしたのが僕たちの原点です。

仕事へのこだわり

昔は本当に偏った考え方をしていて、まさに保守的思考の日本代表だったと思います。ただ、自分とは異なる価値観や様々なライフスタイルに触れたことで、自分が良い方向に変わっていくことを実感できたんです。半面教師だからこそ、今度は自分が誰かの"きっかけ"になるサービスを創るんだって自負して挑戦し続けているのかもしれません。また、体験の食わず嫌いはできるだけ避けるように日頃から心がけています。だって、本質的なことってやっぱりやってみないと分からないじゃないですか。「どうせこんなものだろうから」って見切りをつけるのも昔の自分を見ているみたいで嫌なんです。その結果に至るまでの学習のプロセスの方がもっと価値があると思うし、それこそ僕たちが提案していきたいライフスタイルの本質ですから。

若者へのメッセージ

私の好きな言葉に、“Purpose is what creates true happiness”という言葉があります。
ここで意味する目的とは、自分という存在を超越した何かより大きなものの一部である意識をもてる感覚のことであり、自分という個性が必要とされていて、自分がコミットすることである事象がよりよくなることです。またその目的は、本質的な幸福感をもたらします。僕たちは、意(こころ)を動かすサービス創造“Design Your Purpose in Life”を企業理念に掲げ、時代が求める新しいライフスタイルとその意義を提案し続けるリーディングカンパニーを目指して創業しました。まだまだ若い会社ですが、僕たちのサービスや取り組みが皆さんにとって何か良い"きっかけ"となることを心から願っています。そして、是非皆さんも自分の"Purpose"を見つけてください。