有限会社ステップ・ワン 代表取締役社長

垣花 創

Hajime Kakihana

美しく生きる。静かなる存在感。

垣花 創

略歴

1973年東京生まれ。武蔵野美術大学卒業後、TOTO株式会社を経て、ステップ・ワンに2013年入社。
2016年より代表取締役社長。プロダクトのみならず、グラフィックやディスプレイデザインなど幅広いデザイン領域で活動を展開。グッドデザイン賞など受賞多数。獨協大学客員講師。

■専門分野
・ビジネスデザイン(商品・サービスの企画から戦略、広告、販売までの事業に必要な一連のデザイン)
・特許性の高い商品企画(金属、樹脂、木工など幅広い素材と加工の知識を活かします)
・工業デザイン
・プロダクトデザイン
・ディスプレイデザイン
・パッケージデザインを活かした一貫したデザインワーク 講演
・2013年~継続 獨協大 有吉教授「セルフブランディング」講師
・2015年 日本機械学会 イブニングセミナー「デザインの考え方」
・2015年 公益財団法人東京都中小企業振興公社「デザイン導入ワークショップ」講師
・2016年 公益財団法人埼玉県産業振興公社「プレゼン伝達力セミナー」講師
・2017年 東京都医工連携イノベーションセンター「デザインをどう活用するか、いつ活用するか?」
・2018年~継続 公益財団法人東京都中小企業振興公社「事業化チャレンジ道場」デザインインストラクターメンバー
・2019年 美大芸大就活ナビ 業界研究勉強会 講演会 講師
・事業承継フォーラム2018年 パネラー 相談員
https://www.tokyo-kosha.or.jp/topics/1711/0007.html
https://www.tokyo-kosha.or.jp/topics/1711/documents/0007_print.pdf
・2018年~東京都中小企業振興公社にてデザイン相談員
https://www.tokyo-kosha.or.jp/support/shien/soudan/design.html
https://www.tokyo-kosha.or.jp/support/shien/soudan/rmepal0000027h62-att/r3design_soudan.pdf

■受賞歴
2017 IF DESIGN award NEOREST NX リモコン
2014 reddot design aword over head shower
2014 IF DESIGN award TOTO NEOREST GH/XH
2009 IF DESIGN award TOTO Eco Power Faucet
2005 GOOD DESIGN賞 TOTO水栓金具Hi-Gシリーズ
2004 GOOD DESIGN賞 TOTOスティックリモコン
2002 GOOD DESIGN賞 TOTO手洗器レストルームドレッサースリムタイプG UHLG25L5WWS11A,UHLG22L1MWS11A,他
2002 GOOD DESIGN賞 TOTOベビーチェア / YKA13,YKA14
2002 GOOD DESIGN賞 TOTOおむつ交換台ベビーシート YKA23,YKA24
2001 GOOD DESIGN賞 TOTOシステムトイレ スタンドパル・PALS2DNBA1他
2001 GOOD DESIGN賞 TOTOシステムトイレ トイレパック・UAC11AMB他
2000 GOOD DESIGN賞 TOTO洗面器・手洗器シリーズ L210,L250,L260,L270,L10,L30 他
米国インテリア協会、デザイン賞など受賞多数

現在の仕事についた経緯

現在は元気なのですが、私が父の会社を引き継ごうと思ったのは、父(現会長)が体調を崩してしまい、「お客さんや仕入れ先に迷惑をかけてしまう」と相談を受けたのがきっかけです。当時のTOTOでの仕事も充実してましたが、自分が育ててもらった家業なので手伝うことに決めました。

仕事へのこだわり

いつも新しいことを生み出せるようにチャレンジしています。新しい事とは、ある程度の現状を知ること。必ず現状を観察して問題点を見極め提案すれば、これまでの経験を活かした新しい事柄が生まれると思っています。
アイデアを出すときは柔軟に発想するわけですが、観察したことが活きると、アイデアは正しいほうに磨かれます。いろいろな方々と小さな事柄でも大きな事柄でもアイデアを形にしています。
最近トライしていることは、映像や撮影の方法の研究です。映像では多くのことを伝えやすいですよね。プロダクトのデザインや、新しい商品企画の際に、プレゼンテーションを行いますが、その際にも映像は効き目があります。例えばコマーシャルのように15秒間で人に理解してもらえるように考えます。注目してもらいたい部分を磨き上げて表現したりします。
子供のころからコマーシャル見るのが好きで、コマーシャルの舞台裏はどうなってるんだろうと興味を持っていました。撮影技法や見せ方、言葉の作り方で好きになってもらったりできる。このツールを活かしてこれからの新しいことを生み出せるようにチャレンジしています。

若者へのメッセージ

振り返ると真剣に同じ目標に向かう仲間がいるときが良い企画や仕事が出来た気がします。
御縁でつながる仕事が実りが多いように思い起こされます。日頃から、それらの人々と話ができるように自分磨きをしておくことが重要かもしれませんね。