さすてな経営会計事務所 代表

伊藤央真

Terumasa Ito

やりたいことは、自分で決める

伊藤央真

略歴

平成2年、兵庫県(淡路島)出身。
大学卒業後、有限責任監査法人トーマツに入社。公認会計士業務(法定監査・株式上場支援ほか)を経験し、辻・本郷税理法人へ転職。資産税(相続税・事業承継)を中心に税務やセミナー経験を積んだ後、独立開業。
現在は、さすてな経営会計事務所を経営する傍ら、スタートアップ企業の新規事業の立ち上げ等に参画。

現在の仕事についた経緯

小学生から高校生まで野球部でスポーツ一筋の生活でしたが、高校では結果が出せず、怪我にも悩まされた結果、挫折しました。将来のことを真剣に考え始めたのはその頃からです。
高校生の頃の課外学習で、はじめて「公認会計士」という職業を知りました。

高校卒業後は、いままで続けてきた野球もなくなり「大学で何か打ち込みたい」と思ったことがきっかけで、経営にも興味があったので、せっかくなら最難関の資格を取りたいと思い、公認会計士の受験を考えることになったことが今の仕事につながっています。

当時から興味があった経営は、公認会計士としての立場だけでなく、税理士としても携われていて、さらには自分でも経営者の立場として仕事ができているので今はとても充実しています。

仕事へのこだわり

まずは、「人の話を聞く」ことを大切にしています。
自分の話をするのはそのあとで十分。とはいっても、やっぱり時には自分の話ばかりしちゃうこともあるので、ここは気をつけています。
せっかくなら一緒に仕事をする人の話をたくさん聞いて、相手に満足していただく。そうしないとなかなか本音で話してもらえません。ほかにも理由があって、色んな気づきを得たいのもありますし、自分の話をするよりも人の話を聞いていたほうが学びも多く、冷静に解決策が出てくることも多いので充実した時間になりやすいです。

あとは、話を聞くためには相手に話してもらう必要があるので、できるだけ否定しないことも意識しています。

人から相談されることの多い仕事なので、人の話をしっかりと聞いて、話の本当の意図を考えて解決のきっかけを与えてあげられるようになれたらいいなと考えています。
人はとてもあまのじゃくなので、言葉で言っていることと、本当に求めていることは違っていたりしますよね。

公認会計士や税理士は専門家として仕事をしていますが、やっぱり本質はサービス業だと思っています。専門知識だけではなく、「この人と一緒に仕事がしたい」「この人なら頼みたい」と思ってもらえる人間になりたいですね。

若者へのメッセージ

僕自身が若者だと思っているので、偉そうなことは言えませんが、「まずは、やってみる」ことを大切にするといいと思います。
興味があったら、まずはやってみる。そこから色んなきっかけが生まれます。
実際にやってみたら想像していたより楽しいこともありますし、やる前から無理だと決めつけてしまうのはもったいないです。

「どんな仕事をしていても隣の芝生は青く見えるもの。目の前にある自分がやるべきことをきちんとやっていたら必ず報われる」と、新人の頃に大先輩から言われました。
周りが気になることもあると思いますが、今できることを全力でやってほしいなと思います。