5sweet代表

諌山 順恵

Nobue Isayama

情けは人の為ならず

諌山 順恵

略歴

同志社女子大学学芸学部英文学科卒。一般企業に入社するもネイリストに転職。ネイリストとして勤務後、独立。現在は、サロンを経営し、現役ネイリスト、デコアーティスト、指導者として活躍中。

現在の仕事についた経緯

企業に勤務していた頃、お客様としてネイルサロンに通っていました。自分でも出来る様になりたく感じ、習い事感覚でネイルスクールに通い始めたところ、ネイルに魅了され、転職しました。そして、女性は本能的にキレイになるとで幸せを感じという通り、多くのお客様よりジェルネイルをしていると気分が上がるというお声を耳にしました。様々な理由でネイルが出来ない方にも、ジェルネイルのように気分を上げて頂く方法はないかと兼ねてより考えていました。
そこで、ネイルだけでなく、ネイルアートを活かしたデコアートも併設したサロンをオープンすることを決意しました。

仕事へのこだわり

ネイリストとしてのお役目は、一言で表すとネイル、お爪を綺麗にすることです。きれいに見せるには、色を塗ったりいわゆるネイルアートと言ったようなアートをするだけではなく、お爪の形を整えたりといったケアももちろん必要ですが、私はネイルアートやネイルデザインに力を入れてきました。
私自身が、ネイルアートに魅せられているのはもちろんですが、3週間から1ヶ月ごとのネイルを毎回飽きずに、とにかくお客様に楽しんでいただきたい!と考えていて、その為にデザイン力はとても重要だからです。様々なアートやデザインを常にご提案し、新しいアートにチャレンジしていただけるようにしています。
その際、季節感や流行をうまく取り入れながらも、そのお客様に似合われる、その時の気分やライフスタイルに合ったデザインをご提案することを心がけています。色々な意味でフィットしていないと素敵ぢゃないし、楽しんで頂けません。ネイルはご自身の視界に入る分、逆にストレスになってしまうので、そこはかなり重要視しています。
ネイルもデコアイテムもマンネリ化しないデザインに、配色の斬新さ、デザインのちょっとした部分に私らしさをひそませ、表現しています。ここも私のデザインに対するこだわりかもしれません。
そして、ネイルの施術時間も楽しい会話で気分よく癒しの時間として使っていただけたらと想っています。
目に入るものを自分好みに素敵にし、癒され、よりご自身を輝かせるツールとして、ネイルアートやデコアイテムも楽しんでいただけるように提案し続けていきます。

若者へのメッセージ

私が、仕事を通して感じることは、完結、ゴールがないということです。
学生の頃は受験合格や卒業などある一定の目的があり、それを達成すれば、ある種ゴールにたどり着いたと言う感覚がありました。ネイリストは資格取得のテストがありますが、合格しても終わりではなく、そこからプロとしての勉強が始まります。どの職種も同じだと思いますが、プロとして仕事をし続ける限りゴールはありません。より高い技術や接客力を身に付けるには、努力をし続け、技術を磨き、自分自身を成長させていかなくてはいけません。
勿論、それは義務ではありません。自分自身がどうありたいかによります。
ただ私は、例えば技術など、1つのことを突き詰めていく喜びや楽しさ、そして自身の上達や成長を感じたときの充実感を味わってきました。そして、それらが自信につながっていきます。
そういった経験が出来ていることを、とても幸せに感じます。
ネイルアートの技術は、1つの芸術だと考えています。機械化AI化が進んでいく時代だからこそ、多くの方に手描きや手作りの良さを感じて頂き、残していきたいと私は考えています。ネイルアートだけではなく、美しい芸術的なものを受け継ぎ、後世に残していってほしいと願っております。