1976年兵庫県生まれ。神戸学院大学経済学部卒業。在学中に阪神・淡路大震災を経験した。卒業後はＩＴ系企業に営業職として従事。その後商社で事業部長や統括マネージャーとして仕事に従事。また、東日本大震災のボランティアに積極的に参加した。その後以前より興味のあった高齢者サポート事業の業界に転身し、ボランティアでの縁があった宮城県に家族で移住し起業した。

私自身、父親が企業退職後、町議会議員に当選し、介護事業を営んでおりました。その後様々な事情で父親が自己破産し両親の離婚を経験。親族からの疎遠や借金返済等金銭的な困窮を経験しました。
何かあっても頼れないのが前提で、特に親族からの疎遠は精神的に厳しいものでした。就職時や賃貸物件を借りる際の連帯保証人には苦労したことを今でも鮮明に覚えています。
高齢者の場合、ご両親はほぼ他界されていますので、兄弟がおみえでも高齢である為体力的に対応できないと断られます。様々な事情がある為、おひとりでいることで肩身が狭いことを経験しておられます。ボランティアでもそのようなお話をよくお聞きし、何かお役にたてることはないかと高齢者へのサービス提供に至りました。

「人に感謝すること」
人間一人ではなにもできません。当たり前のことですが、相手がいるから成立します。相手が信用してくれるからこそ、購入していただいたり、利用していただいたりできると思います。決して、自分自身の力だけではないと思います。私自身も様々な方にご支援いただいことにより今日があり日々感謝しております。