株式会社シズテック 代表取締役社長

堀部資宏

Motohiro Horibe

やればできる

堀部資宏

略歴

早稲田大学法学部卒業。その後司法試験合格を目指して勉強。
2005年、株式会社シズテック入社。
2005年10月より天津志津精工有限公司に副総経理として赴任。
2008年、董事総経理に就任。
2017年、シズテック代表取締役副社長、2021年よりシズテック代表取締役社長に就任。

現在の仕事についた経緯

高校時代から司法試験合格を目指して大学に入り、卒業後も勉強していましたが、司法試験の制度改革のタイミングで実家の家業の稼業のシズテックが中国に法人を出すことになり、中国に行く人間もいなかったので中国に行くことを条件に司法試験を諦めてシズテックに入社しました。もともと幼少時代は家業を継ぐのが夢でしたし、ものづくりも嫌いではなかったのと新しいことにチャレンジできるのと海外に出ることにも興味があり、面白そうだったので現在の職につきました。

仕事へのこだわり

簡単にできないと言わないこと。
天津駐在開始時から自身のビザ取得に始まり、中国内での免許取得、製造の営業許可と一般貿易の営業許可の同法人での取得、設備による増資、法定代理人の改定など多くの手続きをコンサルや代理人を使うことなく自社で情報を集め、完成させてきました。その一つ一つが自身の勉強と成長につながり自社のノウハウとすることができています。現在でも顧客のオファーに対して、できないと言うのではなくどうしたらできるか、実現の可能性はないのかを考えるようにしています。そのためにも知識を豊富に持ち、多くの情報を集める努力は怠らないようにしています。専門的な技術知識は当社の技術者に任せていますが、幅広い知識を持つことで実現可能性について言及できるようにしています。技術者に小言を言われることもありますが実現に向けて動いてくれますし、中国駐在時の経験から何事もやればできると信じ、仕事に取り組んでいます。

若者へのメッセージ

よく、「この仕事のやりがいは何ですか」と聞かれることがありますが、やりがいを求めて仕事をするよりも一つ一つの仕事をこなした時の達成感を味わってほしいです。もちろんやりがいも大事だし、そういった仕事もたくさんあると思いますが、全てがそうではありません。仕事をしていく上では嫌なこともしなければなりませんし、やる意味が分からないこともしなければいけないかもしれません。そういう時でも、一つ一つやり終えた時の達成感をしっかり味わえばまた次に向かえると思います。すべての仕事に共通することだと思うので、何事にもその姿勢で取り組むといいと思います。