株式会社スマイリッシュ-エステート 代表取締役

久田幸男

Yukio Hisada

仕事は楽しむべし

久田幸男

略歴

立教大学経済学部卒業後、大手ハウスメーカーに入社。注文建築の営業及びプレイングマネージャーとして約25年従事。その後マンション開発、リフォーム事業を経験し退職。地元ビルダーにて建売住宅の企画・販売を経験し独立。

現在の仕事についた経緯

注文住宅の営業、設計を30年以上経験したノウハウを活かし、これから注文住宅を建てたい若い世代を応援したく、開業いたしました。
建売やマンションなどの購入と違い、注文建築の場合は、まず土地の購入が前提となります。土地の購入にあたって、その土地の特徴や良い点・悪い点を設計的視点からきっちりとアドバイスするだけではなく、住宅ローンや税金上のアドバイスなども行います。このように、きめ細かいお手伝いを提供したいと思ったことも、開業した理由のひとつです。

仕事へのこだわり

もともと人とのつながり、お付き合いなどが好きで、接客業に向いていると感じておりました。ただ、学生時代においては、特にやりたい職種や将来像はなく、何となく大手企業に入り安定した仕事に就ければよいかな、程度に楽観的に考えていました。
ご縁があって大手メーカーに入社することとなり、そこには沢山の事業があったのですが、全くイメージも希望もなかった住宅事業部へ配属となりました。不動産や建築に関して全く経験も知識もない状況で高額商品を販売することに大変大きな不安があったことを思い出します。
当時のお客様は、自分の親と同世代のご夫婦がほとんどで、「自分の子供と同年代の若造に高額な買い物を任せて頂けるのか?」と半身半疑な気持ちでスタートし、毎日が緊張の連続でした。当時は住宅バブルもあり、数も多く、建築業界はクレーム業界と言われておりました。
そこで私が心に込めた思いは、『自分に、生涯最も高い買い物を託して頂いたお客様に』、『絶対後悔させない!頼んでよかった(あなたに)!』と言われる仕事を必ずする、ということでした。
自分も色々な買い物をする時に色々な人と出会います。その際、金額ではない気持ちの部分で、満足度は大きく変わってくると思っています。『あなたに頼んでよかった、また頼みたい!』が自分の仕事に対するモットーです。

若者へのメッセージ

最近、入社後2~3年以内で退職する若者が多いと聞きます。事情は色々あるかと思いますが、精神的・肉体的苦痛でなければ、もう少し頑張ってみて下さい。何か気に食わないことがあるのでしょうが、それも含め、後々無駄な経験にはならないと思います。
様々な経験が次の糧になるかと思いますが、その道のエキスパートになれない人は職を変えてもうまく行くとは思えません。人生は長いですから、転職の際も、そこで培ったことが次に活かせる!という自信とそこで知り合った沢山の人とのつながりを大事にして、次のステップに進んでほしいと思います。