株式会社GeNEE 代表取締役社長

日向野 卓也

Takuya Higano

GRIT

日向野 卓也

現在の仕事についた経緯

大学院時代の友人らと立ち上げたモバイルアプリサービスをきっかけに、株式会社GeNEEを法人化しました。
当時、立ち上げたサービスは、BtoB向けのモバイルアプリを活用したランチデリバリーサービス・社食サービスでした。開始直後から20,000食を突破する状況を作ることができ、そこから大手教育企業様、大手製造企業様、大手家電量販店様とも法人契約を結び、東京を中心にサービス展開してきました。またこのサービスの実績や内容をきっかけに、webやアプリサービスの共同企画・共同開発、新規事業サービスのアイデア出しなどを依頼されるケースも増え、そこからシステムやモバイルアプリの開発事業も大きく広がりを見せました。
現在では、システムやモバイルアプリを開発するだけでなく、お客様の業務改革や組織改革を目標としたITコンサルティングサービス、DXコンサルティングサービスといった方向にも事業が急拡大している状況にあります。
以前、株式会社NTTデータというIT会社で仕事をしていまして、エンタープライズ領域の大企業様を対象とした事業企画・事業開発などといった業務にも従事していましたので、過去の経験やノウハウが現在にも活きているのではないかと思っています。

仕事へのこだわりと目標

仕事のこだわりは3つあります。
1つは常にお客様の立場になって物事を考えること、2つ目はどんな時でも積極的に挑戦すること、3つ目はどんな状況でも最善尽くすことです。
開発の仕事をしているとお客様から様々なご要望やご意見をいただくことがあります。お客様はITの専門家ではありませんので、我々の持ち合わせている知識やノウハウが古いものだと、お客様に対しても最善の提案ができません。そのため、弊社では定期的に専門家の方へヒアリングしたり、NTTデータ、IBM、マイクロソフトが開催する技術コミュニティや大学法人が中心として開催している人工知能学会などにも積極的に参加し、最先端のテクノロジーに常にアンテナを張るようにしています。この仕事に対するこだわりが弊社の一つの付加価値になっているとも思っています。またお客様の目線に立つことも非常に重要な要素だと考えております。どんな時でも推測ではなく、お客様のお話からニーズを導出し、お客様の目線に立った提案ができるように心がけています。

この先5年~10年間は企業のDXが拡がっていくと確信しています。株式会社GeNEEでは、ワンストップでシステム開発やモバイルアプリ開発ができる技術力とノウハウに加えて、自社でアプリサービスを立ち上げた経験、そしてサービスをスケールするための知恵と勘所を持ち合わせています。ですので、開発のご依頼をいただいたときに、「ただ決められたものを作る」のマインドではなく、「どうしたらスケールするか」、「スケールするために必要な要素」を意識したサービス設計、そしてタイミングを喪失しないように速度感をもたせた開発力がある点が、他社にはないGeNEEならではの強みではないかと考えています。今後も多くのお客様と共に伴走しながらシステムやモバイルアプリを開発し、日本社会全体に活気を持たせるような状況を作り出せたらと考えています。

若者へのメッセージ

学生時代からプログラミングやIT領域に関する専門分野を持ち、新しい付加価値を生み出せる若者が増えると日本国内ももっと活気溢れると思います。近い将来、企業のDX化をきっかけに、IT各種領域の人手が不足する状況が到来しますので、この業界に興味や関心を持ってくれる人たちが増えると、嬉しく思います。