株式会社総合陸送 代表取締役

橋本 剛

Go Hashimoto

決断と行動と継続

橋本 剛

略歴

1984年3月 兵庫県西宮市生まれ。小・中学校と地元西宮の学校を卒業。高校は岡山県高梁市の日新高等学校を寮生活で卒業。
父親は鉄工所を経営、母親は看板屋を経営。いずれは自分も社長になると思いながら幼少期を過ごす。薄らと社長になりたいと思うものの、一切勉強や行動に移すことなく高校を卒業し、鳶職や土方を転々としトラック業界へ。2t〜トレーラーの会社を回る。
2014年5月 副業で台湾からバイクパーツの輸入販売を始める。
2015年8月 友人とトレーニングジムをOPENさせる。
2017年6月 軽貨物事業をスタート。
2018年8月 ラブドールの代理店を始める。
2019年4月 ラブドール会社を立ち上げる。
2021年 ラブドール会社を株式会社総合陸送に社名変更。

現在の仕事についた経緯

23歳で履歴書欄に書ききれない程に転職を繰り返し、面接の要領が分かった頃、大手海運会社のトレーラー運転手になれました。
仕事中に骨折をして仕事に行けなくなった時期に、一人で台湾に飛び、バイク屋を回りパーツの輸入販売をしました。そこから副業として思い付くことを全て行い、今でも続けている軽貨物事業・お墓参り代行・ホームページ制作・友人とトレーニングジムの出店と多くの副業をしました。
中でも中国産ラブドールの輸入販売は売上が良く、西日本初の正規代理店として今の会社を立ち上げました。ラブドールに関してはトレーラー運転手の給料を遥かに超えていました。
しかし、そんな中でコロナ禍が来ました。ラブドールは全く売れなくなり、トレーラー運転手の海運会社も大ダメージ。給料はみるみる下がっていきました。
安定など無いことを身を持って知り、海運会社を退社し、2t車を買って自分で事業をしようとしましたが失敗し、人生のどん底へ。そんな中、陸送のアルバイトに行き、トラックを買わなくても事業ができると分かり、4ヶ月目のアルバイトの後、ラブドールの会社を総合陸送に社名変更して再スタートし、今に至ります。

仕事へのこだわり

与えて頂いた仕事はできて当たり前だと若い時から思っていました。1番重要なのは、会社、上司、同僚、積込み先の会社など全ての人から、私と仕事をしたいと思って頂けるかです。それはドライバーをしていた会社員時代も勿論同じでした。
私は役職も付かないただのドライバーでしたが、いくつも仕事を取ってきました。
例えば、積込み先のトイレが故障し大惨事になり、掃除のおばさんが困っていたことがありました。私も積込みを終えて次の卸ろし地にすぐ向かいたかったのですが、トイレを直して一緒に片付けました。
終わってから会社名と名前を聞かれ、すぐに勤めていた会社に連絡が入りました。それからは、指名していただけるようになり、指名の数と共に頂く仕事も増えていきました。
そんな小さなこと、簡単なことで変化が起きはじめるのです。企業も人がジャッジをするので、どれだけ相手のことを思い行動できるかが大切です。
「思いは必ず伝わるもの」と考えて仕事を楽しんで受けさせて頂くよう心がけています。

若者へのメッセージ

人は「決断・行動・継続」この3つで前に進み始めると考えています。
毎月少なくとも1人から「会社を辞めたい、自分でやりたい、会社を作りたい」などの相談を頂きますが、残念ながら決断まで行かない人がほとんどです。
準備なんかいらないんです。お金なんかなくてもスタートできます。本を読んでやった気になるより行動です。
他人の目を気にするより自分はできると信じてあげて下さい。
決断した事を行動に移し、壁にぶち当たったとしても軌道修正し、行動を継続することで何だかんだで前に進んでいきます。
そしていつか私に会う事があれば、ぜひ色々なことを教えて下さい。