アジアンセラピー AyurPrana オーナー

原 幸美

Yukimi Hara

有言実行

原 幸美

略歴

常盤会短期大学幼児教育科卒業。
新卒で保育園に就職し、担任として10年勤務。また、幼少の頃から空手の稽古に励み、県代表選手となり、国体に5回出場する。
その後、東洋医学に魅了され、空手の師匠に武術整体を教わり、整体師や反射療法師の資格を取得。整体院で店長を務め、その間に国内でリンパセラピエの資格を取得し、インドに渡りアーユルヴェーダについて学ぶ。
2008年に独立開業し、現在はオーナーセラピストとして日々お客様の健康に寄り添いお身体のケアをさせて頂いている。企業の健康講座の講師などでも活躍中。
島根県の情報誌「リビングしまね」のコラムや、WEBの「キレイの先生」でも健康法について紹介している。

現在の仕事についた経緯

保育士の頃に体調を崩し治療に専念する為、退職。空手の師匠の勧めで同師匠が施す反射療法(経穴刺激)を治療として受けました。劇的に不調が回復した事がきっかけで東洋療法に魅了されるようになりました。保育士の頃、保護者の方々がお疲れだった事を思い出し、セラピストになって人々の心も体も元気にしたいという思いから、この仕事をする決意をし、整体師・反射療法師の資格を取得しました。さらに己の探求心はやまず、リンパの知識や技術までも習得。しかし、それだけでは満足できず、台湾に行き、側弯症や変形性膝関節症などに対するアプローチの仕方を学べる整体院を探し、矯正術の知識を深め、更に、伝統療法で一番古い歴史を持ち自然治癒力を高めると言われるアーユルヴェーダを学ぶために渡印。インドのアーユルヴェーダクリニックで自身の治療を受け、悩んでいた症状が改善し、そのまま、アーユルヴェーダ発祥地:インド・ケララの伝統的な技術を現地で体得し、技術免許を取得しました。
その後、帰国し2008年7月に「アジアンセラピーAyurPrana」を開業。「AyurPrana」とは、生命のエネルギーという意味。サロンにご来店のお客様が生きる為に必要なエネルギーを充電して頂きたいという思いから命名。現在も沢山のお客様の心身の声を聞き、未病を防ぐお手伝いや、不調改善のお手伝いをさせて頂いています。

仕事へのこだわり

沢山ありますが…、まず1つ目は言った事は必ずやり遂げる!
保育士の時も今の仕事でも、これをモットーに仕事をしています。これこそが「有言実行」。不可能そうな事こそ言葉にして人に言う。そうすると、自ずとそれに向かってパワーが出て来ます。少々無理な事でもやり遂げられます。有言実行する事で、信用・信頼が得られると信じています。

そして、2つ目は「初心忘れるべからず」で、新人の頃と変わらず常に探求心・向上心を持って学び研究する事。それは、お客様は私達セラピストに何を求めているのか?と追求した時に、自分が不調になった経験から、「身体の奥底から元気になりたい!」その為には、「確かな知識と確かな技術」を求めている!という答えに辿り着き、単に営利目的ではなく、そのお身体と向き合い、健康になって頂く為に寄り添う事を大切にしている。そのお客様の症状が、どうしてもなかなか改善しない場合は、素直に説明し、何か他に改善策を探る為、台湾やインドに行き、現地の専門家に相談し、そのお客様の症状改善の為の術を学んで来ます。帰国し、まず一番にそのお客様のケアをし不調が改善されていく姿を見るのが楽しく幸せな事。お客様が何を求めてご来店されるのか?を考え、大切に寄り添います。今では「AyurPranaに行けばこの不調を何とかして貰える!」と口コミで拡がっています。

3つ目は、よくお客様が「あのセラピストさんとは相性が悪くて…」という言葉を耳にします。私の場合は、「相性は合わせるもの」だと思っています。そのお客様に合わせて接客法を変えたり、身体や骨格、筋肉の量を手で触って判断し、強さの加減は勿論、筋肉を緩める時の指の向きや施術法を、その症状によって変えたりします。私はこれを「体の声を聞く」と言っています。この体の声を聞き、セラピストのプロである私が、そのお客様の体にあったアプローチの仕方を体を触った瞬時にプログラミングします。マニュアル通りの施術ではなく、「〇〇様用の施術」を作り上げます。こうして相性を合わせて行き、リピート率100%となり、AyurPranaは開業して13年が過ぎましたが、私がセラピストになって15年。ほとんどのお客様が10年以上、私の施術を受けにお通いになっていらっしゃいます。「AyurPranaに通う」ではなく、全国に沢山のセラピストがいらっしゃいますが、その沢山のセラピストの中から私を選んで通ってくださっている!という事を忘れすに感謝を持って、お身体のケアをさせて頂いております。

若者へのメッセージ

誰にでも得手不得手はあります。そして、向き不向きなどとも言われていますが、これは一体誰が決めるのでしょうか?そう。決めているのは自分です。「不得手や不向き」と認めた時に、せっかく伸びそうだった芽が断たれてしまいます。最後まで諦めずに花を咲かせて欲しいです。でも、その頑張っている場所で自身の魂が輝けなかったら、その時は我慢しないで魂が輝ける場所に移動してください。その花開きそうな仕事は場所を変えてもできるはず。なぜ、このような事を言うかというと…アーユルヴェーダは「生命の科学」と言われ、インドが5000年の歴史を誇る世界最古の伝統医学。このアーユルヴェーダでの考え方では、「ストレスこそが病気の根源」と言われています。ストレスが多くなると、人は気持ちに余裕が持てなくなるだけでなく、悪化すると様々な不調が出ます。体を壊してしまっては、楽しい事も出来なくなり、働く事さえできなくなります。人の幸せや美しさは「健康」の上に成り立つもの。だからこそ、なるべくストレスフリーに心掛け、自身の魂が輝ける場所で自分にしか出来ない事を見つけ、「不得手や不向き」と決めず、諦めずにやり遂げて頂きたいです。