株式会社ウィナス 代表取締役

浜辺 拓

Taku Hamabe

エンターテインメントの総合流通業を実現する

浜辺 拓

現在の仕事についた経緯

就活の際、基本的にあまりやりたいことがありませんでした。自分はどうなりたいのかと考えた時に、漠然と「社長になりたいと」思いました。何か事業をやりたいだとか、世の中を変えたいだとか、そういった目標があったわけではなく、シンプルに社長になりたいと考えたことが最初のきっかけでした。
そこからは社長になるために経験を積みました。特に2社目に関しては、25歳で事業統括部長として、BtoBでガラケーを使ったソリューションビジネスを立ち上げました。そこでこの事業に対しての面白さや可能性を感じ、27歳の時に起業しました。

仕事へのこだわりと目標

弊社が存在している意味や意義を大事にしていこうと常に考えています。様々な問題や課題をどうやったら解決できるのかということを主軸に事業を展開しています。マーケットインという考えを重要視しているところは、ブレないようにしています。
また、ウィナスという会社の存在価値を通じて、社員一人一人が自分のアイデンティティを感じてもらえるようにしています。私は社員のことを「戦友」という呼び方をしているのですが、社員と接する時に「本当の意味での信頼関係」を築いていくことを意識しています。これは会社を経営していく上で大切なことだと思っており、全てオープンにして透明性を出すことを大事にしています。

今後も様々な「テクノロジー」と言われる道具がたくさん出てくると思いますので、それを組み合わせたり、駆使したりして、世の中の問題や課題を解決し、新たなサービスを生み出していくことに注力したいです。
直近でも、フードロスという課題を解決するためにサービスをリリースしました。どんどん新しいイノベーションを起こし続けるということを会社の軸としているので、これからも変わらず続けていこうと思っています。
もう少し具体的なところで言うと、消費者行動や購買行動というもののDX化を推進し、誰も取り組めてないことを年内中には形にしたいと考えています。

若者へのメッセージ

IT、テクノロジー、ロボティックスと言われる人工知能が活発になってきているので、私の20~30代の頃とは違い、非常に大変な時代になっているなと思っています。
これからはどんどん二極化が進んでいくと思います。この二極化が進んでいく中で、必要ではない人間が増えていくことは避けられません。「何ができるのか」ということがますます求められてくるので、会社選びや働き方に対して、「どのような経験を積んでいけば自分のマーケットバリューを高められるのか」ということを本気で考えていかなければなりません。
情報が溢れていますが、物事の本質をきちんと見極めて、「個の自分としてどう戦えるのか」ということを考えましょう。また、会社での働き方や会社選びにおいて、個をどれだけ高められる環境があるのかということを重要視していただきたいです。