株式会社solezore 代表取締役/TikTokクリエイター

後藤駿幸

Toshiyuki Goto

人は人、自分は自分

後藤駿幸

略歴

2016年に関西大学総合情報学部卒業。新卒で東証一部上場の某専門商社に入社、法人営業を1年半経験。その後2017年にECコンサルティングを行うEC支援会社に転職。新規事業のRailsエンジニアとして従事。
2021年にTikTokフォロワー20万を達成し、自らで開拓してきたネットワークやコミュニティ、蓄積してきたノウハウを活かし株式会社solezoreを設立。

現在の仕事についた経緯

2018年に初めてTikTokに触れて、ショートムービーの魅力に取り憑かれ、それから自分で動画を投稿するようになりました。TikTokのクリエイター達は、Youtuberと違って、クリエイターとしての収入だけでは生活していけない人が多く、ほとんどがクリエイターとして活動しながら別の仕事をしているという実態を知りました。そして私はそれが課題だと感じました。
そこで、TikTokのクリエイターがクリエイター1本で専業としてやっていけるような環境を作りたいと思いました。よりフラットにクリエイターと企業を繋げていけるようなプラットフォームを整備したいと考えたのが設立の動機です。

仕事へのこだわり

こだわりかはわかりませんが、自分自身小さい頃から、何をやってもうまく続かず、自分は忍耐力のない人間なのかもしれないと悩んできました。ですが、中学3年生の時にブレイクダンスに出会い、高校生の頃には、ストーリートダンスサークルのようなものを作り、他校の学生たちと活動をしていました。大学生になり、自分の通っていたキャンパスにはダンスサークルがなく、キャンパス内で練習していると粗野な目で見られることが多くありました。そこに課題を感じて、自分で他のキャンパスのダンサーを集め、ダンスサークルを作りました。
このような経験から、与えられた選択肢の中で進む道を決めるのではなく、自分が一番楽しめる環境を作っていくことで、少なくとも自分と同じような境遇で、「マイノリティかもしれない」と感じている人が救われるのかもしれないと思いました。
それからは、自分が欲しいと思う環境やモノ、事、そのものを徹底的に作っていくことで、自分と同じように選択肢が無く、人生で遠回りをせざるを得なかった人達を減らしていきたいと考えるようになりました。これらの価値観が自分のこだわりになっている気がします。

若者へのメッセージ

自分が正しいと思う道をひたすら突き抜けるまで進んで欲しいです。そして自分が最高に楽しめる環境や舞台を作れるまで妥協せず、諦めず自分の道を進んでいただきたいなと思っています。
そこで逆風を感じたり、周囲と自身を比べてしまい自己嫌悪に陥ることもあるかもしれませんが、人は人、自分は自分ですので、揺るぎなくご自身の信じる道を生きてください。
きっと若い皆様には皆様にしかできないことがありますので、ぜひ誰かの人生を生きるのでなはく、ご自身の人生を生きてください。