株式会社LIMNE 代表取締役社長

合谷賢幸

Kento Gotani

諸行無常

合谷賢幸

略歴

平成元年生まれ。
高校在学中に、ECで起業しようと決意。進学も就職も決めずに卒業し、地元のEC企業に取材に行ったらそのまま入社。
その後、家具インテリア業界のEC最大手と言われていたベガコーポレーションでやりたいと思い、転職。
入社後、数年でメイン事業であるLOWYA事業の責任者に就任。在籍中に、東証マザーズ上場。
令和元年に株式会社LIMNEを立ち上げ、現在に至る。

現在の仕事についた経緯

ベガコーポレーション在籍中に、新店舗企画から任せていただいたり、主軸事業の責任者として最年少部長を任されたりと様々な経験をさせていただきました。
日々、施策の修正を繰り返しながら前年対比300%達成など、周囲からは上手くいっていると思われていたと思います。
しかし、事業なので当然上手くいかないと思うことの方が圧倒的に多かったと感じています。
そんなある日、ストレスが原因といわれる帯状疱疹を患い、それまでの働き方を思い返し、オンとオフの境目が無く、常に活動スイッチが稼働しっぱなしだということを反省しました。
そこで、これは僕だけではなく、現代人全員の課題だと思い、家に帰って強制的にスイッチをオフにできる環境をつくりたいという想いから、株式会社LIMNEを立ち上げました。

仕事へのこだわり

「取り掛かる前に、何を解決すべきか考える」
仕事は、基本的にあらゆる問題の解決だと思っています。
より多くの成果を出す為に、いかに効率良く、効果的な問題解決が出来るかが大事で、その為に様々なメンバーが様々な職務を行っていると思います。
成果がなかなか上がりづらい、成果まで時間がかかる、思ったよりも成果が出なかったということは、日々の仕事の中で多いにあると思いますし、僕自身もそう感じることがあります。
そんな時に意識している、こだわっていることは「取り掛かる前に、何を解決すべきか考える」です。
経験があることであればあるほど、すぐに解決へ向けて行動しがちですが、問題の本質に触れなければ成果が上がりづらく、見当違いのことをやってしまう可能性があると思います。
そうすると時間もコストも無駄になってしまいますので、まず一旦何を解決すべきかを整理して行動するようにしています。

若者へのメッセージ

「修正する力が大事」
仕事でも生きていく上でも、修正する力が大事だと感じています。
特に事業をやっていると上手くいかないことの方が多いですが、いかに早く失敗から学んだことを活かし、より本質的な解決をする為、修正を促していけるかが鍵だと思います。
また、現代社会は、良い意味でも悪い意味でも社会と常に繋がってしまう環境です。
そんな日々がストレス社会を生んでしまう原因の一つではないかと感じています。だからこそ、毎日仕事から帰ってきたら自分自身を修正、修復する時間を設けることも非常に大切だと思います。