合同会社アトラクトパートナーズ代表

福浦祐一

Yuuichi Fukuura

信念のある臨機応変

福浦祐一

略歴

新卒で大手住宅メーカーに入社、本社勤務2年の後、住宅営業として販社へ出向。住宅営業を約10年経験の後、転職して住宅FC本部へ転職し、地域工務店の経営からマーケティング、商品開発など多岐にわたり責任者を経験し、独立。現在は住宅会社へのコンサルティングや住宅FC本部へのアドバイス、エンドユーザー向け家づくりセミナー講師として活躍中。

現在の仕事についた経緯

住宅営業経験の中で、日本の家づくりがもっとよくなる可能性を感じ、そして家族の豊かな時間の中で育つ子供たちが未来の日本を作っていく。その中で家づくりのプロセスから満足しそしてそこで暮らす家族の未来の豊かさを提案していく住宅会社が今よりもっと多くなればと思い、役に立つことがあると考え今の仕事に就きました。
現在の住宅業界の中で最前線に出ている営業マンの苦労やスキルアップ、そして”ちゃんと”提案できることが多くはない状況で、顧客の基準で家づくりを提案できるようにしていくことで満足な家づくりを提供できる住宅会社が増加する一助となればと思っています。

仕事へのこだわり

自分基準ではなく顧客基準で仕事を行うことを中心にしてきました。
仕事の概念的な話になりますが、仕事とは、自分の後工程が少しでも楽になるようにするのが仕事であるということを、営業マン時代の上司から言われたことがあります。その時は自分本位の仕事の仕方や後工程のことまで頭になかったやり方をしていたのです。
営業でも、総務でも、経理でも、どんなセクションの仕事でも自分の後に仕事をする方々がいます。その後工程の仕事をいかに楽にするかがテーマでした。
そしてそれを言い換えると、自分基準ではなく顧客基準(相手基準)ということだと思います。

若者へのメッセージ

私は中学生の硬式野球のコーチをしています。子供たちは夢中でボールを追っています。ですが、試合に出れるのは9人です。レギュラーと補欠は残酷ですが現実あります。補欠の選手のピークは”今”ではないかもしれません。高校野球の中でピークを迎える子や、その先の大学や社会人でピークを迎える子もいますし、野球じゃないかもしれません。
ですから子供達には、今の状況で一喜一憂しない心を持つように励ましています。またレギュラーの子には試合に出る責任感と感謝の気持ちを持つことを話しています。その大前提は野球が好きな子ばかりだからです。叱るときは、自分の可能性を自分で潰すような場面があった時です。自分の可能性を自分で信じて目の前のことを一生懸命やると局面が変わる瞬間があるのです。
若者へのメッセージということですが、目の前にあるものを一生懸命やるということです。野球は好きな子が集まりますが、仕事は好きなことだけではありません、ですが一生懸命やることで好きなものが見つかったり、何かに気づいたりします。その中に自分の社会への役割が必ずあるはずです。これからの日本を背負っていくのは若者です。自分の可能性をとことん信じて一生懸命目の前のことをやってください。