株式会社ジルベルト代表取締役

福田 裕士

Yuji Fukuda

想像力の限界が可能性の限界

福田 裕士

略歴

近畿医療福祉大学社会福祉学部福祉健康スポーツ学科卒業。呉服屋での販売・不動産屋どの営業職を経て、株式会社ジルベルトをM&A。株式会社ジルベルトにて、クラウドワークス全国1位獲得。2018年11月NHK全国放送「所さん大変ですよ」に弊社発達障害者スタッフが特集される。2019年日本財団工賃向上プロジェクトチームへ招集。2020年8月障害者スタッフ14名で売上460万円を達成。

現在の仕事についた経緯

私の4歳上の兄が知的障害を抱えており、幼少期より福祉が身近にありました。今後の兄の人生はどのように進んでいくのか、自身でもしっかり現場感を理解した上で共に歩んでいくことができればとという想いから本事業に参画致しました。

仕事へのこだわり

私の仕事のこだわりは「圧倒的速さ」です。呉服屋での販売に関しても、不動産の営業に関しても知識量で諸先輩方に勝ることは到底不可能な状況下において、売上を作らなければならないということは、非常に苦しく困難でありました。若さという点での売りだけでは難しく、当時自分にできることは「即行動・即対応」しかなかったというのが正しいかもしれません。しかしそれがクライアント様の期待を超えて信頼につながるという経験から、速さにこだわり続け、今では会社の体質そのものが「速さ」を売りにできる企業体になってきております。弊社は障害者の方に働いてもらう場としての役割がございますが、障害者の方々は臨機応変に対応することが難しいと言われていることからすると、弊社の速い動きと障害者の欠点を無理やりに補填し成長させるというのは、特に珍しい企業の在り方であると同時に、障害分野の可能性が1つ広がった証明にもなります。引き続き社会起業家として、新たな価値創造を行う所存であります。

若者へのメッセージ

苦労は買ってでもした方がいいと大人たちはおっしゃいますが、私はそんなことはないと思うタイプの人間です。なぜなら現代社会はストレスから逃げにくい状態にある分、すでに生きていくだけで少し苦労すると思っているからです。真面目に生きていく人や向上心のある人なら尚更ストレスに敏感になっていくでしょう。しかし唯一若者へ伝えたいことは「想像さえすれば人生なんとでもなる」ということです。職業柄、人の死や悩み、苦労の話が多く、壮絶なバックボーンを抱えた人たちとコミュニケーションを取りますが、命を経つという選択肢に至ることは何よりも悲しく、あっけない終末を迎えることになります。寿命まで生きれば楽しいことは必ず訪れ、小さな夢も必ず叶う。無理せず、自分の思うまま・わがままになって生きることが、これからは大切になっていくと想います。ぜひ若い人たちは、こんな時代だからこそ気楽に生きてください!いつでも相談に乗ります!全力で応援してます。