株式会社NINE SENSE 代表取締役

深見 純

Jun Fukami

取り組みは全て実験で、結果は全て経験である

深見 純

略歴

新潟県出身。高校卒業後、健康分野に興味を持ち東洋医学、栄養学を学ぶ。
その後、医療機器業界、介護業界、保険セールス、金融業界を経験。
金融、能力開発、スピリチュアル、健康学、医学、神道など様々な分野を網羅して現在も学び続け、事業を通した啓蒙活動を行っている。

現在の仕事についた経緯

25歳の時、ひとりの女性経営者との出会いがきっかけです。

当時は「ただ自分が成功したい」という欲だけが、私を突き動かしていました。

様々な出来事は全てが経験であって、成功も失敗もそもそも存在しない。という話を耳にした時に、自身の内側に答えがあると確信しました。
それから、自分の意識改革と共に仕事に取り組むことになりました。

私は、特別な家に生まれたわけでもなく、特別な能力も無かったことで、あらゆる情報に素直に耳を傾けることができました。

現在は、「人の役に立つものなら何でもやる」という気持ちで、得意不得意の壁を祓い、変化しチャレンジしています。

仕事へのこだわり

全方位の豊かさを創造するという大義を掲げ、それに沿った取り組みをしています。

西洋的発想ではなく、東洋的発想でもなく、日本人特有の「和」の発想で事業を進めています。
利益主義ではなく啓蒙主義です。

知恵を分かち合っていくことが事業の在りようで、本来的な思想にこれから戻っていくと感じています。
事業が大事なのではなく、事業を通して伝わることが最も大切なことだと思っています。

「積み重ねないこと。」「何物かになろうとしないこと。」を意識しています。

利益の積み重ね、ノウハウの積み重ねの先には不自由という結果が待っていると確信した時がありました。

過去の成功も失敗も日々ゼロにして、いつもゼロの気持ちで目の前のことに取り組んでいます。
積み重ねることで、こだわりが出たり、判断が遅くなってしまいます。

何物かになることで、囚われが生じ発想が貧困になり、保守的な思考も生まれてくるように思います。
何物でもない状態であることが、最強だと確信しています。
何物でもなければ、全ての事に素直に恐れもなくチャレンジできます。
何物でもなければ、過去の成功や失敗も関係なくなり、いつも目の前のことに対して純粋に捉えることができます。

私は○○であるを手放し、私は何物でもない。
常に意識していることです。

本来日本人が当たり前にしてきた概念を、事業を通して広げていきたいと思っています。

若者へのメッセージ

全ての答えは、外側ではなく全て自分の内側に「ある」ということです。
自身は先祖の集合体であるという自覚がとても大切だと思っています。
所有に囚われず、いつでも手にできる、そして、いつでも手放せるという自由な感覚を持ってください。

自分の本質に辿り着くまでは、様々な経験をして大丈夫です。
少しくらい迷惑をかけても大丈夫です。
「志」や「意志」は考えるものでも探すものでなく、すでに自身の内側に「ある」ものです。

欲しいものは欲しいと、やりたいことはやりたいと、自由に表現することが本来の自分に辿り着く一番の近道です。

辿り着いた時には、「志」や「意志」の意味がわかるでしょう。

「欲」は努力で達成しますが、必ず終わりがきます。
「志」は終わりがなく、苦労ではなく最も楽しく、命が輝くものです。