株式会社E-team 代表取締役 / UXプロデューサー
江口弘起
Hiroki Eguchi略歴
青山学院大学 経営学部卒、博報堂系デジタル広告会社(デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社)に就社、2006年5月~2011年9月まで、株式会社アサツーディ・ケイ(現ADKホールディングス)へ出向しデジタル領域のマーケティングプランニングに従事。
2012年に独立、フリーランスのマーケティングプランナー(屋号:E-team)の傍ら、3社のIT系スタートアップの取締役を担い事業開発および事業推進を牽引。
2020年1月、個人事業のE-teamを法人化し株式会社E-teamを設立。(https://e-team.co.jp/)。民間企業へのDX支援とSDGs導入支援を推進。
“代表取締役 兼 UXプロデューサー”として、生活者&地球の両方にとって“いい体験”を創出し、より良い世の中を未来に残すことをミッションとする。
2012年に独立、フリーランスのマーケティングプランナー(屋号:E-team)の傍ら、3社のIT系スタートアップの取締役を担い事業開発および事業推進を牽引。
2020年1月、個人事業のE-teamを法人化し株式会社E-teamを設立。(https://e-team.co.jp/)。民間企業へのDX支援とSDGs導入支援を推進。
“代表取締役 兼 UXプロデューサー”として、生活者&地球の両方にとって“いい体験”を創出し、より良い世の中を未来に残すことをミッションとする。
現在の仕事についた経緯
15年弱に渡る社会人キャリアで、ずっと「資本主義」「利益追求主義」に疑問を感じていました。
日本をはじめとする先進国の消費競争社会を支えるために、地球資源を過剰に使ったり貧国の労働力を酷使するといった現象が世界の各地で起こり、地球上の生産と消費バランスが崩れ、気候変動といった脅威となって表面化しています。特に2019年に東京を襲った大型台風は、武蔵小杉エリアのマンション浸水被害等、マスコミも大々的に報道し、我々の生活を脅かしました。
当時私も多摩川の近くに住んでおり、川の水嵩がどんどん増していく様子を見て恐怖を感じると同時に、「この恐怖を絶対に後世に残してはならない」と本能が奮い立ち、安心安全で持続可能な「いい社会」を築くことをミッションに2020年に起業しました。
日本をはじめとする先進国の消費競争社会を支えるために、地球資源を過剰に使ったり貧国の労働力を酷使するといった現象が世界の各地で起こり、地球上の生産と消費バランスが崩れ、気候変動といった脅威となって表面化しています。特に2019年に東京を襲った大型台風は、武蔵小杉エリアのマンション浸水被害等、マスコミも大々的に報道し、我々の生活を脅かしました。
当時私も多摩川の近くに住んでおり、川の水嵩がどんどん増していく様子を見て恐怖を感じると同時に、「この恐怖を絶対に後世に残してはならない」と本能が奮い立ち、安心安全で持続可能な「いい社会」を築くことをミッションに2020年に起業しました。
仕事へのこだわり
振り返ってみると、仕事もプライベートも「まずは、やってみる」をモットーに、限界を設けずに様々なことにチャレンジしてきたと思います。
パワーポイントの操作もままならない新人時代のことです。先輩から「明日までにこの企画書作っておいて」と仕事を依頼され、徹夜でプレゼン資料を書き上げたことも1度や2度ではありません。週半分近くは朝帰りだったと記憶しています。いま考えるとブラックな働き方だったと思います(笑)。
しかし、これも今だから理解できることですが、先輩や上司は仕事を丸振りして楽をしたいわけではなく、私の成長も考えてくれていました。社会人生活は長く孤独で、一人では解決できないこともあり誰の助けもなく、心が折れてしまうこともある、それを新人時代から経験させてくれ、訓練してくれていたのだと思います。
2006年の就職から丸6年後の2012年にはフリーランスとして独立したわけですが、独立後は本当に苦労しました。独立前は会社に属して振られた仕事をこなせばお給料が貰えましたが、独立した瞬間から仕事は自分が営業して獲得し、苦労して獲得した仕事も品質が低ければすぐに契約解除されてしまう、給料も毎月バラバラで、気分転換に使う娯楽費すらままならない。そのような不安定な環境に生まれて始めて身を投じ、心身ともに疲弊してしまい、何のために働いているのか分からなくなり、生きていく気力も湧かず、人生の底をウロウロしているような日々もありました。
しかし、新人の頃の「まずは、やってみる」の精神を思い出し、お声がけいただいた仕事は何でも全力で真摯に出来る限りの力を尽くして取り組むうちに、ご依頼も増え、次第に「人から必要とされる喜び」を感じられるようになり活力も戻ってきました。
人は、人との繋がりを通じて喜びを見出す生き物だと実感した瞬間でした。先の見えない世の中だからこそ、先のことは考え過ぎず、目先のことに集中して取り組むことで人との良い関わりが増え、見えてくる明るい景色もあるものです。
パワーポイントの操作もままならない新人時代のことです。先輩から「明日までにこの企画書作っておいて」と仕事を依頼され、徹夜でプレゼン資料を書き上げたことも1度や2度ではありません。週半分近くは朝帰りだったと記憶しています。いま考えるとブラックな働き方だったと思います(笑)。
しかし、これも今だから理解できることですが、先輩や上司は仕事を丸振りして楽をしたいわけではなく、私の成長も考えてくれていました。社会人生活は長く孤独で、一人では解決できないこともあり誰の助けもなく、心が折れてしまうこともある、それを新人時代から経験させてくれ、訓練してくれていたのだと思います。
2006年の就職から丸6年後の2012年にはフリーランスとして独立したわけですが、独立後は本当に苦労しました。独立前は会社に属して振られた仕事をこなせばお給料が貰えましたが、独立した瞬間から仕事は自分が営業して獲得し、苦労して獲得した仕事も品質が低ければすぐに契約解除されてしまう、給料も毎月バラバラで、気分転換に使う娯楽費すらままならない。そのような不安定な環境に生まれて始めて身を投じ、心身ともに疲弊してしまい、何のために働いているのか分からなくなり、生きていく気力も湧かず、人生の底をウロウロしているような日々もありました。
しかし、新人の頃の「まずは、やってみる」の精神を思い出し、お声がけいただいた仕事は何でも全力で真摯に出来る限りの力を尽くして取り組むうちに、ご依頼も増え、次第に「人から必要とされる喜び」を感じられるようになり活力も戻ってきました。
人は、人との繋がりを通じて喜びを見出す生き物だと実感した瞬間でした。先の見えない世の中だからこそ、先のことは考え過ぎず、目先のことに集中して取り組むことで人との良い関わりが増え、見えてくる明るい景色もあるものです。
若者へのメッセージ
今は、未来への希望が持ちにくい世の中だと感じます。老後に年金がもらえるのか、社会保障は維持できるのか、高齢化社会、生産人口の低下、様々な不安が皆さんを取り巻いているでしょう。
でも、考えてみてください。人類が食べる事に困らなくなったのはここ150年程度のことで、それ以前の十万年とも言われる長い時間は、飢餓・疫病・戦争との戦いでした。「現代に生まれたこと」は、それ自体が長い人類史上で起こった奇跡なのです。特に歴史と四季のある優美な日本という国に住んでいることは、それだけで申し分のない幸せなことだと思います。
もちろん、楽しいことばかりではありません。デジタル社会が進みスマホが普及し、人間関係の不安も増えました。衣食住が充分であるが故に、働く意義も感じにくいこともあるでしょう。この世には、良い面もあれば、悪い面もあります。
ただ、我々人間には「知恵」がある。悪いことは、知恵によって良いことに変えることができる。自分自身の力で希望を描くことができ、行動によって実現できるのです。
さぁ、今こそ手を取り合って希望が溢れる楽しい未来を一緒に作りませんか?
弊社の理念である「be a good team~良いチームで在れ~」は、人類全てが良いチームになり、今よりも良い世界になることを目指しています。
でも、考えてみてください。人類が食べる事に困らなくなったのはここ150年程度のことで、それ以前の十万年とも言われる長い時間は、飢餓・疫病・戦争との戦いでした。「現代に生まれたこと」は、それ自体が長い人類史上で起こった奇跡なのです。特に歴史と四季のある優美な日本という国に住んでいることは、それだけで申し分のない幸せなことだと思います。
もちろん、楽しいことばかりではありません。デジタル社会が進みスマホが普及し、人間関係の不安も増えました。衣食住が充分であるが故に、働く意義も感じにくいこともあるでしょう。この世には、良い面もあれば、悪い面もあります。
ただ、我々人間には「知恵」がある。悪いことは、知恵によって良いことに変えることができる。自分自身の力で希望を描くことができ、行動によって実現できるのです。
さぁ、今こそ手を取り合って希望が溢れる楽しい未来を一緒に作りませんか?
弊社の理念である「be a good team~良いチームで在れ~」は、人類全てが良いチームになり、今よりも良い世界になることを目指しています。