株式会社ACDC 代表取締役

土居麟馬

Rimma Doi

やるかやらないかの二択

土居麟馬

略歴

法政大学国際文化学部卒業。上海半年、ロンドン1年留学。大学在学中は日本と中国で路上販売を経験、3年時から株式会社ACDCが運営する原宿系アパレルブランド「ACDC RAG」にてデザイナーとしてキャリアを開始。

現在の仕事についた経緯

株式会社ACDCは私の父の会社で、学生の頃から関わるようになりました。

大学時にイギリスへ留学した際、現地の友達から“ACDCの洋服を販売したらどう?”と誘われ、日本から商品を送ってもらい、カムデンタウンで販売を始めたのがきっかけです。

その後ロンドンのアニメエキスポに出展し、海外での原宿ファッションに対する圧倒的な熱量を体感します。

ちょうどその頃日本では市場が右肩下がりの中、会社をたたむかもしれないと父から聞きました。

しかし僕は海外での可能性を直に感じていたので、「必ず海外で有名になるから、俺にやらせてくれ」と伝えてそのまま入社しました。

仕事へのこだわり

「業界」や「既成概念」にカテゴライズされないスタンスを取り続けています。

業界的にNGとか、この服はこういったルールがあるとか、意味のない縛りに囚われず、自分たちのコンセプトに沿って、新しい挑戦を続けてきました。

またお客さんはお客さんでありながら友達でもあります。

世界中で友達を作って、その友達が喜んでくれる洋服を作る。友達が困っているなら解決策を考える。

ごく普通のことですが、常にそうやって試行錯誤してきました。

そんな中、誰にも理解されず挫けそうになることも多々あります。

ですが、「自分は今、世界で自分にしかできないことをしているんだ。これが世界にとって必要なんだ。」と無理やり自己肯定をしながらこれまでやってきました。

若者へのメッセージ

自分の好きなように自己表現をして生きたらいいと思います。

これから、国籍もジェンダーも体型も全部もっと自由になります。

大人の昔話、納得のいかないルールなんて聞く必要ないです。

今十分楽しみを削がれてるので、誰も悪くなんて言いません。

周りの目を気にして遠慮してる時間、もったいないです。

自分の好きなように自己表現をして、楽しんだらいいと思います。