撫子Plus株式会社 代表取締役

鮎永麻琴

Makoto Ayunaga

大切な人の大切なものを大切にする

鮎永麻琴

略歴

京都市出身。同志社大学在学中にスノーボード全日本チャンピオンの座を獲得し、世界ランキング20位となる。
国際線客室乗務員として新人の頃よりファーストクラスに乗務しながら、日本ソムリエ協会公認ソムリエの資格も取得。
その後、口コミビジネス、フォトグラファー、サービスコンサルタントを経て、人工知能の開発会社CMOとなる。対話AI市場の開拓、対話AIサービスのディレクションと顧客へのコンサルテーションと、携わった仕事は多岐にわたる。
個人的に一番好きな仕事は「ママ業」

現在の仕事についた経緯

絵が上手い、楽器が弾けるなど「子供の頃からやり続けてきたスキル」を特に持たない私でしたから、「自分の扱い方」「トリセツ」に悩む毎日でした。
今まで多岐にわたる仕事に就いて、仕事として与えられたものは、その全体像が見えなくても目の前の人を信じ、すぐ目の前にあることをとにかく一生懸命やる素直さと、その先を読んで一工夫加える、ということをどんな仕事であれやり続けてきたように思います。
そんな闇雲な努力と学びや経験の末に見つけたコミュニケーションスキルと「自分のトリセツ」を見つける統計学を「コミュニケーション帝王学™️」という形に体系化することが出来、紹介していくことで笑顔の数を増やしたいと思っております。

仕事へのこだわり

今まで「何をするか?」ではなく「誰とするか?」という視点で仕事を選んできました。多岐にわたる仕事に就いて来ることが出来た理由に、①目の前の人の「言っていること」や「言おうとしていること」を理解し、その「意図を読み取る」スキルを磨き続けた事と②自分という人間の取扱説明書を明確にし続けてきたことがあります。その時その時に選択した仕事はそれまでの経験が活かせないように一見見えるものが多かったですが、「コミュニケーション」というスキルはどんどん磨くことができました。
いろいろな経験・学びの中から30代になって「自分のトリセツ」を見つけました。その中心にあったのは「その時その場にあるコミュニケーションの問題を取り除く」ことで「人のお役に立てる」ということ。
そして先輩・上司であるから、親であるからと言って自分の考えを押し付けないことが重要であるということなど、立場の違いがある時の相手との距離感についても、「自分のトリセツ」を明確にし確立していくことで、とにかく人間関係をスムーズにしていくことができました。
特別なスキルがなくて「目の前のことを一生懸命やるだけ」しかできなかった私みたいな人間でも、自信を持てるようになったのは、コミュニケーションのスキルを身につけ、最終的に人とのコミュニケーションも大切だけど、何よりもまず自分自身とのコミュニケーションが大切であるということを実感したことが大きく、それは「母親」という役割を与えられたことがとても大きなきっかけになっています。今は仕事でご一緒する方の「トリセツ」を作成してしまいますので効率よく潤滑なコミュニケーションで仕事するスタイルとなっています。

若者へのメッセージ

『鳥は、空を知らない。魚は、水を知らない。そして、人間は、自分を知らない。』という中国の諺があるそうです。誰かに自分を拒絶されたり、裏切られたと感じてしまうことが沢山人生に起きますが、ダイヤモンドのように人は人でしか磨けないと学びました。心を閉ざすのではなく、是非人と関わって人間力のあるオトナになってください。心折れそうになった時は、周りの人を頼ってもいいんだよ!(誰もいなければ私に連絡してきていいよ!)
学校で学んだことよりも、オトナになってから学ぶことの方が人生では役に立ちます。そういう意味では私も死ぬまで成長だと思っているんです。その「学び」、まず自分を知ること、から始めてみるのもいいんじゃないでしょうか。傷ついた親友を守るように、自分自身を守ってあげられるそんなオトナに一緒になっていきましょうね。
そして「やりたいことが見つからない。」と言って悩まないでね!やりたいことが見つからない時は、目の前のことを一生懸命やってみてください。それを見ていた誰かが、あなたを頼ってくるから。そしてそれが「ご縁」となってあなたがキラキラ輝くための扉が開く、世の中はそんなカラクリかな、と最近思うのです。