株式会社GIRON代表取締役CEO

粟津 裕行

Hiroyuki Awazu

至誠天に通ず

粟津 裕行

略歴

データサイエンス、AI顔認証等の新規事業を経験。現在、ブロックチェーンを活用したフィンテック新規事業に従事しながら、GIRONを創業。GIRIONの事業コンセプトを創案、経営戦略・ファイナンスを中心に全体の舵取りを行う。

現在の仕事についた経緯

2019年1月にGIRONを創業しましたが、その創業した経緯も全くの偶然が重なってできたと思います。CBS(中央大学大学院)の同級生3人で立ち上げたビジネスなんですが、1年目が終了する時に話した内容が今のビジネスモデルの原型となります。きっかけは、後楽園駅の近くにあるイタリア料理店のカウンターで話したことですね。実は起業すると言うのは、それ自体が目的ではなく、何を実現したいのか?
その為に起業することが必要になったと言えます。もともと自分が欲しかったサービスなので、なければ自分たちで作ろうみたいなノリですね。それがGIRONの始まりです。

仕事へのこだわり

仕事は一人ではできない、周りの人と協力しあうことで初めて、大きな仕事ができると思ってます。このような考え方ができるようになったのも、40歳を超えてからなのでかなり気付くのが遅かったですが、今となっては本当に気付けて良かったと思います。それまでは自分の能力を過信しすぎていて、なんでも自分でやってしまうところがありました。これだとすぐに限界が来てしまい、大きな仕事に取り組めないんですね。この周りを巻き込むと言うことは、これからの時代においても非常に重要なことだと思っています。
あと、仕事相手との目線ですね。お客様だからといって目線を下げて謙ることもなく、年下だからといって上から見下げることはしません。仕事上の相手とは常に目線は一緒にすると心掛けています。この目線を一緒にすると言う意味は、あくまでも対等だと言うことです。別の使えないものを売るわけではなく、使う側にとっても十分メリットを感じてもらえるものを売るわけですから、そこは謙る必要はなく、自信を持って売っても良いと思ってるからです。この考え方は、若い頃から全く変わってないですね。

若者へのメッセージ

今の時代はほんと社会的に変革期を迎えているので、自分の能力次第ではなんでもできる時代、それも認められる時代になるんじゃないかと思います。これからは若者だけでなく、世代を超えていろいろチャレンジできる時代になっていくと思います。自分の能力を信じて、己の可能性に掛けるべきだと思います。