株式会社AKANE Design 代表取締役

赤羽広子

Hiroko Akahane

人に優しく、楽しく生きる

赤羽広子

略歴

桑沢デザイン研究所卒業後、デザイン制作会社に入社。広告やパッケージなどのグラフィックデザイナーとして5年勤務。その後、WEB制作会社に転職。

2018年に独立しフリーランスとなり、WEBグラフィックデザイナーとして活動。

2021年3月、会社を設立し現在に至る。

現在の仕事についた経緯

大学在学中の就職期に「自分のやりたい仕事は何だろう?」と考えました。しかし、何がしたいのか全く見つかりませんでした。それなら、思い切って“自分の好きな事”を仕事にしよう!と決めました。

美術が好きだったので、そこから繋がるグラフィックデザイナーという職業を見つけました。デザインの力で世の中を魅了するデザイナーってカッコいい!わたしもデザイナーになりたい!と思ったのがはじまりでした。

その後、順調にデザイナーの道に進みますが、ハードな働き方や周りの優秀なデザイナーと自分を比べては挫折感を味わっていました。

そんな時、本を読んで憧れていた女性経営者の会があり、参加してみると今まで自分が知っていた世界とは全く違う働き方があると知りました。自分らしく自由に仕事をしたいと思うようになり、フリーランスとして独立しました。それからたくさんのご縁をいただき、企業や個人事業主様等とお仕事をさせていただいています。

仕事へのこだわり

デザイナーになりたての頃は、本当に毎日が学びの場でした。大手代理店とのお仕事だったので、広告を世に出す為にたくさんの人と、何百時間かけ、何百案も考えクライアントに提案する。仕事とは、粘り強く、とことん突き詰める事だと学びました。

終電徹夜が殆どで、今考えるとよくそのような働き方が出来たな、と思いますが、一流の現場を経験させてもらったからこそ、現在に繋がっているので、とても感謝しています。

フリーランスになって一番変化があったのは、お客様との距離がぐっと近くなった事です。今までは会社の中のいちデザイナーでしたが、仕事依頼をいただくというのは私を選んできてくれているのです。

だからこそ、必ず、デザインを通して「売り上げUP、セールスしやすい状況をつくる、結果を出す」という意識でお仕事させていただいています。そして、常にGIVEできる自分でありたいと思っています。ですので、自分が持っている知識などは依頼以外の内容でも全て出し惜しみなくお伝えしています。必ず目の前の人に喜んでもらいたいからです。

若者へのメッセージ

自分の持っている力を「若いからまだまだ」と思わないでほしいです。実際、私はYouTubeの運用などを20代の方にお願いしています。若いパワーは既に立派な稼ぐ力です。今は、働き方も本当に自由だし、好きで得意な事が見つかり、人が喜ぶ事をみつけたら、それが仕事になります。だから、たくさん好きな事を集めて、自分の持っている力に自信を持ってほしいです。

尊敬する人や憧れの人がいたら講演会などに行ってみるのもおすすめです。その人達の考え方は、今の自分とは全く違うもので、新しい考えを発見する事ができます。これからますます個の時代になるので、どんどんチャレンジして個人力を磨いて、自分らしく楽しく生きるのが一番だと思います。