アレス投資顧問株式会社代表取締役社長CEO

阿部 隆

Takashi Abe

Change(変化)はChance(チャンス)

阿部 隆

略歴

1977年生まれ、長野県出身。大学卒業後、某上場金融企業に入社し、その後管理職を経験する。その経験を生かし、独立系投資顧問会社へ転職。約12年間、トップアドバイザーとして数々の営業記録を樹立。個人投資家向けの講演会で講師を務め、個人投資家の金融リテラシー向上をサポートするなど、「会える投資顧問」を体現し、株式投資を通じてお客様に「夢と安心、そして楽しさ」を届けたいとの想いから、2017年にアレス投資顧問株式会社を創業。日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト。

現在の仕事についた経緯

就職氷河期だった当時、堀江貴文氏や藤田晋氏など20代で上場企業の仲間入りを果たした若き経営者の存在に刺激を受けたことを覚えています。何もない自分ができることは何だろうと考えさせられ、まずは20代から30代までは目の前にある壁をひとつひとつ乗り越えることだけに集中し、大卒で入社した金融機関で仕事に没頭しました。金融機関で長く働くなかで、「人生100年時代」、「貯蓄から資産形成へ」などの言葉が生まれる一方、日本では欧米と異なり、個人の方が投資のプロと共に安心して長いスパンで資産形成に取り組める環境がまだまだ整備されていないという問題意識を持つようになり、投資を通じて「夢と安心、そして楽しさを」届けることをミッションとして、アレス投資顧問を設立しました。日本では投資顧問業界の認知は低く、イメージも決して良いものではありません。そういったイメージを変え、もっと個人の方々に安心して、楽しく資産形成をしていただきたい想いからコンセプトに「会える投資顧問」を掲げ、顔が見える投資アドバイザーが助言する体制となっております。

仕事へのこだわり

相場の世界に入ってから、2008年リーマンショックや今回の新型コロナショックなど様々な世界的なショックを経験しましたが、「変化」をどういうふうに捉えるかが、その後の仕事において重要な分かれ道になると考えています。今までの成功体験が継続して通用すればいいのですが、株式相場はそう甘くはありません。
「変化」の局面で失敗した時に、外部環境や誰かのせいにすれば楽なのですが、そういうネガティブな事を考えている暇があるなら、いかにしてこの「変化=Change」を「チャンス=Chance」にすることができるかを考えるようにしています。
今回の新型コロナウイルスにより、生活様式から働き方まで大きく変わりましたが、この「変化」に対応できた企業とそうでない企業の差は明らかに企業業績にも株価にも出てきています。私自身「変化」を恐れず、むしろそれを「チャンス」に変える発想を常にもって行動していくように心がけています。

若者へのメッセージ

テクノロジーの発達により、時代の「変化」のスピードが今までよりも格段に上がっています。それに伴い、かつてはみんなが正解だと思っていたことが、正解ではなくなりつつあるのが現状です。相場格言に「人の行く裏に道あり花の山」という言葉がありますが、これからの時代は群集心理に流されず、様々な情報・状況の中から自分自身で本質を見極め、行動することがより重要になってきます。そのためにもまずは自分が好きなこと、得意なことなどを軸に、その最大の武器である若さで失敗を恐れずに挑戦してみてください。正解は若い皆さんがどんどん創っていく時代です。