フリットジャパン株式会社 代表取締役

冨山亮太

Ryota Tomiyama

ありがとうを惜しまず使おう

冨山亮太

略歴

2012年外資系金融機関にて日本市場の開拓。
2014年より東京を拠点とするITベンチャー、LIFE STYLE株式会社に創業メンバーとして参画。
2016年より同社取締役として事業を牽引。
2018年より東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会イノベーション推進室アドバイザーを歴任。
2019年より韓国市場上場のスタートアップ「Flitto」の日本支社長に就任(現任)。

現在の仕事についた経緯

2019年のはじめに、当時、取締役を努めていた国内ITベンチャーを退き、フリーランスとして海外のスタートアップの日本進出の支援をしていました。当時エストニアの会社やイスラエルの会社など複数の会社の支援をしていたのですが、その中の1社が韓国のFlittoです。
支援先の企業は『グローバリゼーション』と『QOLの向上』に関わる事業を行っている企業と決めていました。基本的にオンラインでやり取りをしていたのですが、ある日Flittoの創業者がわざわざ僕に会いに東京に来てくれて、その時にビジョンを聞き日本法人の代表を引き受けるに至りました。
チームアジアで世界と戦うという言葉が響きました。

仕事へのこだわり

結果重視です。誤解が無いように、今まで結果を出し続けてきた。という輝かしい事をお伝えしたいのではなく、結果を中心に仕事を見てきたという事です。
大学を卒業してからすぐ外資系の金融機関に入社した事から、結果を重視する仕事スタイルが身につきました。
なのでマイクロマネジメントもプロセス主義も肌に合わず、今でも良い結果が出た方法が正しいやり方だったのだという意識でいかなる仕事や意思決定もしています。
結果主義というと皆さんだいたいが経済的合理性を思い浮かべ、売上やお金が儲かる事が結果良し。と捉えるかもしれませんが、違います。結果とは仕事上のお客様、消費者、同僚、上司、依頼主、大きく捉えるとこの地球環境など、ビジネスを行うにあたり様々なステークホルダーが求める良い結果が必要になります。
すると、自分に関わる人が求めている事が何なのかを見極める力も付きますし、良い結果を提供する事ができるようになり、最終的に会社の業績に繋がると信じています。
毎日プロセスは変わっていいし、寄り道や時間が掛かる事も悪ではない。最終的に結果が出ていれば良い。というのが僕の仕事へのこだわりです。

若者へのメッセージ

「25歳のビジネスパーソンが目指すべきストリートスマートとは」というマガジンをnoteで提供しています。
日本の経済はやっと変化をはじめました。「年功序列」や「終身雇用」などの言葉は戦後にアメリカ人が日本人向けに与えた言葉であり、そもそも日本に昔からある言葉ではありません。これらをはじめ、多くの企業内制度や就職がゴールのような教育制度は当時の日本経済を前提に作られています。
グローバル社会においても、経済的合理性のみを求める企業活動は不要とされており、新たな価値観を持ったビジネスパーソンが必要とされています。
25歳という年齢は、大学を22歳で卒業した人が就職し3年経過した年齢になります。3年間社会経験を積むと次のステップや自らの仕事環境に疑問を持つ人も現れます。そんな時に見てほしいのがこのマガジンです。
僕の経験から、20代の時に意識していた事やビジネスパーソンとして一流を目指すために大切な事を45項目に分けて執筆しました。今の日本にはマネージャーではなくリーダーが必要です。チャレンジや変化を恐れずどんどん行動をしていってください。行動のために最も必要なのは自らの感性や直感です。
そして、この社会を諦めず、より良い方向に導いてください。悩みや相談事は誰かに相談をすること、もし相談相手がいなければいつでも聞くので、僕に遠慮なく連絡をください。
皆さんのチャレンジ、はじめの一歩を心から応援しています。