株式会社エグゼクティブコンシェルジュ 代表取締役

元木千春

Chiharu Motoki

具体的な実行力をもつ

元木千春

略歴

青山学院大学 法学部卒業(専攻:独占禁止法)。
外資系金融機関に入社するも、10か月で独立系ファイナンシャルプランナーとして独立。
経営者・妻・母親という3役を同時進行で生きる姿は、若い女性たちのロールモデルとして、雑誌やウェブ媒体などで多く取り上げられた。
その後、金融の仕事にどこか不足を感じ、訪問看護ステーションを設立&運営(譲渡済)。
現在は、金融と医療の側面で多くの方の「生き様」を目の当たりにしてきた経験を元に、各種専門家とともに、経営者、個人の様々な悩み事を受け止めながら課題解決に向けて伴走している。

現在の仕事についた経緯

入社式では新入社員総代を務め、希望に満ちた社会人をスタートさせたものの、入社間もない頃に火災現場から一本の電話を受けたことをきっかけに(note参照)、独立系FPとしての独立を決意。知識も経験もない24歳で金融分野での独立はかなり無謀で、ビジネス文書の書き方すらロクに分からず苦労の連続でした。
独立系FPとして顧客からフィーを頂きながら細々と仕事を始めましたが、顧客がどこかの保険代理店で私のコンサル内容とは全く異なる保険を提案されて契約してしまうことに遭遇。顧客が金融商品を手にするまでのプロセスを自ら手掛ける必要性を痛感し、生命保険代理店、損害保険代理店、金融商品仲介業、結婚相談業などを独立間もないタイミングでスタートさせました。
各種専門家とのネットワークも広がり、主に富裕層や女性経営者の悩みが多く集まり、現在に至ります。

仕事へのこだわり

24歳という若さでの独立はとにかく想像以上に苦労の連続でした。
経験がない、知識が足りない、人脈もない、大手企業の看板もない。あるのはやる気だけ(苦笑)。学生時代から体育会系だったので、根性と粘りは人一倍あったかもしれませんが...。

誰とでもすぐに友達、仲間になってしまう程に「人が好き」という性分であるため、ご縁のあった人たちの人生にも常に思いを馳せながら日々生きています。

友人や顧客の悩み事には全力で、真摯に対応する中に、自身の人生における喜びを感じますが、その中で「お金」に関わる悩みというのは、「人生相談」そのものであることを体得しています。

こんな性格ですから、人に相談されれば事業として確立されていない範囲のご相談にも全力で対応してしまうので、結果的に様々な課題に対応できるだけの人脈も広がり、「人生丸ごと相談室」のようになっているかもしれません。でも、それが私が本来やりたかったことです。

若者へのメッセージ

我々が若かった頃とは比較にならないほど、人々の生き様は多様化しており、「こうあるべき」にとらわれない若者が多くいることを実感しています。
自分の「幸せ」基準は、他者との比較ではなく、自分自身が一番良くわかっているはず。自分がチャレンジしたことの結果を良くも悪くも引き受ける覚悟で、様々なことに挑戦して欲しいです。
また、人生をより豊かにするには、友人や仲間と呼べる人の存在は大きいのではないでしょうか。友人や仲間というのは、自分の姿勢次第で何歳になってもできると思いますので、人と人との出会いや繋がりを大切にして欲しいです。それは人生における素晴らしい「財産」だから。