株式会社 LifeHack 代表取締役

冨田修平

Shuhei Tomita

為せば成る!!

冨田修平

略歴

横浜国立大学経済学部卒業。新卒で税理士法人に入社、医療専門チームに所属し、申告書作成業務・財務支援業務を12年間経験。2018年に株式会社LifeHackを設立し、独立。
現在はM&Aアドバイザリー業務の他、資金調達支援業務などの中小企業支援に注力している。

現在の仕事についた経緯

元々は現在行っている事業ではなく、スキルシェアサービスを始めようと独立しました。しかし思う様に事業が軌道に乗らず、途方に暮れていました。そんな時、税理士法人時代のクライアント先だったとある社長様に、M&A会社の社長を紹介してもらったのがM&Aとの出会いでした。
税理士法人で培った会計や財務に関する知識があったこと、企業経営全般に関する知識があったこと、オーナーとのコミュニケーションに慣れていたことから、M&A業務との相性が良いのでは?という話で盛り上がり、出会ったばかりのM&A会社の社長に弟子入りする形でM&A業務をスタートしました。

仕事へのこだわり

仕事していく上で意識していることが3つあります。(振り返ってみると、いずれも新卒で入社した税理士法人にて体得したものばかりでした)

・徹底的に話を聞くこと
営業する場面になると、自分の話や自社のサービスの話などを話しまくる方が多いと思います。社内における調整の場面でもそうだと思います。私はそうではなく、徹底的に話を聞くことにしています。「現状はどうなっているのか?」「なぜそうなったのか?」「本当はどうしたいのか?」「どうしたらそれが解決できるのか?」などを徹底的にヒアリングし、そこで初めて解決する手段やサービスを提案する、そんな営業スタイルを貫いています。

・押し売りしないこと
無理やり押し付けたサービスや業務は、いつか息切れしてしまいます。いかに本人がやる気になっているか、モチベーションが高い状態で臨んでくれているか、これらが重要です。そんな方と仕事をすると、お互いの熱量が一致しているため、物事がスピーディーに進むのです。特定の誰かに営業をかけるのではなく、ブログやSNSを通じて全ての方に情報発信を続けながら、当事者自らの自発的な問合せを待つ様にしています。

・数字に落とし込むこと
目標を立てる場面、結果を振り返る場面、どんな場面においても数字で落とし込むことを意識しています。「今年は新規案件の掘り起こしを頑張るぞ」ではなく、「今年は10件に新規案件の掘り起こし、そのうち3件の案件化、そのうち1件の成約を目指すぞ」といった具合です。ただ頑張るぞ、では具体的な行動計画に落とし込むことができませんが、数字に落とし込むことで自ずと行動計画や行動のイメージが湧き、すぐに行動に移せる様になるのです。

若者へのメッセージ

自分の知らない世界に触れる環境に身を置くこと、これを意識すると人生が大きく変わると思います。
元々、私も地方のサラリーマンとして日々を過ごしており、仕事後は同僚とばかり飲みに行き、土日となれば地元の友人や大学時代の友人たちと飲みに行く、そんな生活をしていました。いつも同じメンバーと、仕事の愚痴を言い合い、学生時代の思い出話に花を咲かせ、出てくる会話はいつも過去の話ばかりでした。
そんな生活を一変させたのは、とあるコミュニティ(堀江貴文さんの運営しているオンラインサロン、キングコング西野亮廣さんの運営しているオンラインサロン)に身を投じたことがキッカケでした。多種多様な業界の方がおり、年代もバラバラ、出てくる話は未来の話ばかりで、夢や希望を語り合うメンバーの目は輝いていました。
そんな世界に触れ、日々の生活行動が自然と変わっていったことを今でも覚えています。同僚とは愚痴を言い合うのではなく、どうしたら改善できるのかを語り合う。同級生たちとも昔話ばかりしているのではなく、これからどうなりたいのかを語り合う。新たに、週に1人はこれまで会ったことのない方に会う機会を作る。そんな行動を繰り返すことでだいぶ人生が変わった気がします。
慣れた場所で、慣れた人と、過ごしていた方が楽かもしれません。でも、ほんのちょっとだけ外の場所に、踏み出してみてください。