株式会社AgileINNOVATION 代表取締役社長

菅原直樹

Naoki Sugawara

風を呼べる存在となる

菅原直樹

現在の仕事についた経緯

私は大学2年生のとき学校を中退しまして、なりゆきで菅原設備という会社に入社しました。菅原設備は水道を扱う会社で、その後、紆余曲折がありまして、菅原設備は現在のAgile INNOVATIONの関連企業となりました。
そして2017年に菅原設備の社長に就任しました。

仕事へのこだわりと目標

我々の常識は、他の同業他社の非常識だと思っています。弊社は当り前のことを当たり前に行うのではなく、現状を否定し、常に仕事に新しいものを取り入れて、いいものを提供する意識するを心がけています。
現代は猛スピードで変化していますが、それも含めてしっかりとした仕組みづくり、仕事の本質は変わらずとも、それを臨機応変に時代に合わせることが私のこだわりです。

基本的にこれまでの建設会社は、大企業である親会社の下にいくつもの子会社があるという構造でした。しかし弊社が現在取り組んでいるのは、職人として入社した社員が、そのまま管理者になれる仕組みづくりです。
さらには現場の環境を向上させることにも、挑戦しています。というのもこの業界の職人は、年間休日や福利厚生が他の業界より、かなり悪いからです。建前としては、職人にも休日はあることになっていますが、実際には日曜日でも現場が動いているというのが実情です。つまり休日や福利厚生の優遇が、末端までは行き届いていないのが現実問題としてあります。

これらの問題が改善されなければ、業界に若者が来てくれなくなり、業界全体での人手不足の問題も解決されません。昔は働いた分だけ稼げましたが、今はそうはいきません。私はそんな夢がない業界の現状を、変えていきたいと思っているのです。

若者へのメッセージ

現在はコロナ禍ということもあり、不況も深刻です。ですから就職難という事態にも悩まされていると思います。ですが逆にいえば現状が最低なら、これ以上は下がらず、あとは上がっていくだけです。そうして最低である現在をベースとして考え、希望をもって働いてほしいと思います。

加えて現代は、情報過多の時代でもあります。ということは自分がどの情報を選ぶかにより、人生が決まってくるとも言えます。まさに転換期の時代です。しかしこれを逆に述べれば、たとえこれまで大学入試や就職などで上手くいかなかったとしても、下剋上できるチャンスがあるとも言えます。

現代は確かに厳しい時代ではありますが、努力次第で状況をひっくり返せる時代とも言えるのです。
そう思って、仕事に挑戦してみてください。