株式会社言音 書道サロン言音 代表

月野志保

Shiho Tsukino

月野志保

略歴

静岡県浜松市出身。 社会人学生として日本書道専門学校を卒業し2019年に起業。

現在の仕事についた経緯

意思半分、成り行き半分。
もともと夢を見つけられない若者でした。
20歳の時、何の伝手もお金もありませんでしたが、誰にも告げず、夢を見つけるために上京しました。
それからはただ目の前に来た『きっかけ』と全力で向き合い、自分がやりたい事は何かを考え続けました。
なかなか夢や目標が定まらなくて遠回りをした分、様々な景色が見られました。
その中で海外への一人旅、作詞家への扉、書道専門学校入学の3つの転機が『日本書道を発信する』という思いを強くしました。
日本文化に携わりたい、和歌の美しさを学び続けたいし発信したい、文字を書く時間が心を豊かにする、この3つが融合され、今の仕事に繋がっています。

仕事へのこだわり

和の心を持って、文字と心を整える。そのきっかけや空間づくりを提供できるよう努める上で、まず日本人が日本人である事に誇りを持てる、もっと言えば自己肯定できるような情報を提供して行く事です。

次に言葉遣いです。日本特有の作法や礼節は、自分を格好良く見せるためのものではなく、相手の方や物や自然を思いやる気持ち、感謝の心、和を保つために出来た1つの文化です。
日本書道という伝統文化を扱う者として、最低限の言葉の使い方には気を遣っています。

そして何より感謝の心です。経験やきっかけは人からもたらされる事が、特に若いうちは多いと思います。
経験が何よりも自分を成長させてくれるものです。
様々な『きっかけ』を与えてくれた方々への感謝と、それを少しでも誰かや社会に還元できるよう成長していきたいです。

若者へのメッセージ

もし今、夢を見つけられないでいるとしたら、焦らず様々な経験を積んで行くことが後々自分を助けてくれると思います。でも、どういう人格を持ち合わせていたいかは常に明確にしておくことが大切だと思います。時代の変化にも情報の波にも耐えられるからです。
何をするにも人格となる芯が通っていれば大抵のことは大丈夫です。