オープラン株式会社 代表取締役社長

大原文華

Bunka Ohara

デブは(何事も)一日にして成らず

大原文華

略歴

1987年、大手建設会社勤務の父と台湾国籍の母との間に生まれる。
幼少期は父の仕事の都合でブルネイ、マレーシア、シンガポール、香港と様々な地域で幼少期を過ごす。
2000年以降中学、高校を日本で過ごす。ゲームの開発に興味を持ったことをきっかけに東京工科大学へ進学、プログラミングを学ぶ。
2010年、東京工科大学コンピューターサイエンス学部卒業、その後すぐ台湾へ留学。
台湾国立師範大学の中国語課程を修了、同時期に上場企業である彗邦科技有限股票公司にて、ゲームソフトのローカライズプロジェクトのマネージャーを担当。
プロジェクト終了後の2012年、台湾にて日本人向けの不動産仲介業として現地法人JBC有限股票公司を設立し、同社の役員に就任。
2013年、帰国後に中小IT企業で営業職など経験し、2015年にオープラン株式会社を設立、同社代表取締役に就任。

現在の仕事についた経緯

ITが今後の社会に必要とされることを強く実感し、海外、日本とIT関連の仕事に就きました。
そこで気がついたのが、海外の働き方と、日本の働き方が圧倒的に違うこと。
台湾では上司と部下の関係はフラット、意見を対等に求められるし、良い意見は取り入れられたりする環境でした。議論に必要なデータや意見交換に必要な背景を共有しあったり、「ミッションを達成するのに必要な事は何か」を組織に所属する全員が、フラットな目線で仕事が進んでるイメージがあった気がしました。
海外から日本へ活躍の場を移した際、環境の差に驚きました。上司に意見を述べるのは憚られたり、意見をしたとしても新人の意見として取り合ってもらえなかったり、立場や年齢入社年暦で、優先順位が決まってしまう旧態依然とした組織体系に疑問を持つようになりました。
フラットでフェアな会社作りを目標にオープラン株式会社を設立いたしました。

仕事へのこだわり

目的意識とスピード感を意識しています。
何をなんのためにやるのか、ゴールは何かをいつも気にかけています。
ゴールを達成するのに必要なことを見定めた後はとりあえず、実行。調査も含めて実行です。
試行錯誤しなければ見えるものも見えてこないし、行動があれば付随する結果がある。
その結果から学習して次につなげるように心がけています。

若者へのメッセージ

何か新しいことをしたいと思った時に、すぐ行動することを心がけて欲しいです。
「~したいな、でも、あれもこれもあるから無理かな」なんて事で一歩目が踏み出せない人が多くいると思います。これからチャレンジしたい気持ちは年齢に関係なく平等にあるものだと思っているし、やりたい気持ちに嘘をつかないことが、何よりも重要だと思います。