株式会社Freedox 代表取締役

宗像 亮

Ryo Munakata

成功するまでやり続ける

宗像 亮

略歴

ビジネス・ブレークスルー大学グローバル経営学科卒業。
2008年、新卒で国内航空会社に入社し整備部門に配属。一等航空整備士を取得後、整備責任者に任命。
2014年、外資系国内航空会社の創業期に参画。主に、整備技術部門にて整備体制構築、許認可取得業務を経験し、管理職としてチームを統括。
2021年、株式会社Freedoxを創業し代表取締役就任。現在、「より自由な生き方を創造し世界をさらに幸せに」をミッションに活動中。

現在の仕事についた経緯

弊社は、航空分野などの専門性の高い人材に向け、雇用を前提とした働き方だけではなく、独立や副業の新しい可能性や選択肢を提供したいと思い事業を開始しました。不確実な時代の中で、働き手にとって、「雇用を前提とした考え方だけではなく、いつ何が起きても自分の力で生きていけるスキルを身に付けたい。」といったニーズが高まってくると考えました。
特に、航空輸送は一度事故が発生すれば多くの人命が奪われる可能性が高いため、非常に高いリスクを想定して業務を行っています。常に高いリスクを想定した幅広い知見、多角的な視点を持った航空人材が、他業界に向けてスキルを転用することで新しい価値を創造出来ると考えています。
このような経緯から、弊社では、副業や独立のための情報発信サイト Freedox magazineや、企業が抱える問題の要因分析や対応策の立案を支援する航空人材によるリスクマネジメントコンサル等を展開しています。

仕事へのこだわり

自分の仕事は何のために実施するのか、常に仕事の目的を意識しながら取り組んでいます。
誰しも、所属する組織の利益を第一に考えるマインドに縛られた経験があると思います。
例えば、会社で問題が起きたとき、所属する組織ならこのような判断をするだろう。と想像しながら仕事をすることは多いのではないでしょうか。大切なことは、所属組織の利益を第一に考えることよりも、その先にある企業そして顧客の利益を考える、より大きな目的にコミットすることだと思います。

若者へのメッセージ

若いうちから、自分とは異なる価値観を持った人と接することが大切だと思います。そこで生まれるネガティブな感情や違和感は、自身の可能性を広げるチャンスでもあります。
自分と似たような価値観を持った人と共にする時間は、居心地が良いですが、自分が今持っている価値観や思考の枠から出られなくなってしまいます。
新しい発想やアイディアは、自分が持っている価値観や思考から外れたところに在り、自分とは異なった人から多くの気付きを得ることで、自分では想像していなかったアウトプットが出ることも沢山あると思います。

また、社会において、人との信頼関係の構築は重要です。
お互いの価値観を否定することなく、認め合い、活かしあえるような関係性を築くためには、まず自分自身の強みや弱みを受容することから始まり、最終的には他者の持つ特性をも受容できるマインドを作っていくことが重要だと思います。

会社に入ると、自然と自分が担当する仕事と関係がある人とのコミュニケーションが中心となり、狭い範囲に限定されていきます。若いうちから、多様な価値観に触れ、自分の器を大きくすることは、自身の夢や目標を達成するための一番の近道かと思います。