株式会社まちだ 代表取締役

町田寛明

Hiroaki Machida

一職を極め、自然の流れに背かず、時代の流れには乗って、人生を全うせよ。

町田寛明

現在の仕事についた経緯

私は山口県の生まれで、10代の頃に山口県からお仕事をしに北九州に来ました。10代の頃に様々な仕事に携わっていたのですが、20代前半の時に、土木建築を専門にやっている、建設会社に入社しました。そこで土木の基礎知識などを学ばせてもらい、その後その会社を退職した後に、現在の鳶、足場関係の専門工事会社に就職いたしました。それが20代前半から半ばにかけてです。そんな中で様々な足場をリーダーとして従事させていただいて、25歳の時に、自分でこの鳶工事に関しては自分でできるのではないかと思い、26歳の時に、弊社の一番初期の段階である、個人の「町田組」を創業致しました。

仕事へのこだわりと目標

弊社のコンセプトは「安心安全」という言葉です。
代表者として、建設現場に出すスタッフが無事故で帰ってくれることが一番です。基本的に鳶職は、高いところで仕事をする人間の事を指すのですが、やはり高いところで仕事をするということは、大きな事故に繋がります。なので、最新のシステムを導入してより安全でより安心に鳶職人が働ける、そしてその後に携わる他の業種さんが携わると思いますが、我々がきっちりと仮設足場を提供することによって、後の仕事の方に対しても安全が広がります。安全が広がる足場、そして安全に作業できる状況があれば、もちろん事故はないですし、そしてその中で働く職方の方も、自分のベストな仕事が出せると思っています。そういう思いがやはりコンセプトを通じてお仕事に対する誇りになってきていると思います。
弊社では、業界の仮設工業会の指定認定工場を取得しております。そこで工業界の資格認定工場の取得をするのと同時に、全国的な鳶工事会社・レンタル会社メーカーを含めた団体に加盟しながら情報収集を行っています。

弊社はまだ発展途上の会社でございます。この先30年40年と続く中、今年からの目標としましては、ものから人への投資に変えて行きます。具体的には、人材の育成及び人材の増員。そして一昨年くらいから新しく設計事業部を立ち上げています。仮設における図面、及び部分的な強度計算というのも、すべて自社の社員でやるかたちをとっています。我々の業界というのは、ロボットを使ってAIを動かしてというのは、まだまだ先の話であり、実際に人間が建設現場で足場を組むという仕事はこれから先も絶対に必要であり、今まで作ってきた建物や橋などの老朽化というのは、待ったなしに補修していかないといけません。そういった部分に関して弊社は最新の仮設機材を導入し、鳶職人も技術者が減る中、どんな方でも簡単に立派な足場ができるようなシステム化というのを導入することを目標としております。

若者へのメッセージ

我々の仕事は建設業における鳶工事を行っている専門の会社です。鳶職というのは高いところに登ります。ただ、我々が主に手掛けている事業といたしましては、生活にかかせないインフラのメンテナンス事業に特化している会社です。古くなった、生活にかかせない橋や河川や崖崩れの対応に関する仮設足場鳶工事をメインとした業種です。ぜひ若い方で日本の生活にかかせないインフラメンテナンスの事業に携わって行きたいと、あの橋は私が直したんだぞというような、思いがある方、どしどしご連絡お待ちしております。